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ガソリンスタンドの夜勤は楽な割に超穴場の゙仕事
こんにちは。薄給サラリーマン兼副業バイト戦士のアラホーです。
前回の記事にも書いたように、「GS夜勤の仕事は楽である」と私は思います。
(くどいですが、①セルフ給油かつ②GS単体で営業している店舗であることが最低条件)
一般的に、楽な仕事の求人って世に出づらいです。
求人広告を出していないにも関わらず、求職者から募集の有無に関する問い合わせがくることもありますし、
ごく短期にサクっと小さな枠で求人広告を出せば応募が殺到し、あっという間に募集人員は充足します。
また、楽な仕事はそもそも離職者が少ないため、次の求人を出すまでのサイクルは非常に長くなります。
しかしながら、セルフGSの夜勤の場合、求人サイトを閲覧すれば多くのセルフGSが安くないコストをかけて夜勤スタッフを募集しています。
(都市圏は店舗が多いので求人が溢れていますが、地方はGSの数が減少しているため、求人が見当たらないエリアもあるかと思います。)
楽な仕事であるにもかかわらず、セルフGSが定期的に求人広告を出しているのはなぜでしょうか。
今回はセルフGS夜勤の特殊性を踏まえ、2つの理由に絞って考えてみます。
理由1:GS夜勤は危険物乙4が必須である
セルフGSの夜勤バイトは、危険物取扱者乙種第4類(乙4)所持を必須としていることがほとんどです。
乙4は取得難易度が高い資格ではありませんが、やはり『有資格者しか採用しない』という条件がつくことで、
資格不要の職種と比べ、応募者が大幅に減ってしまうのだろうと推測します。
逆にいえば、ちょっと頑張って資格を取ってしまえば、ライバルの少ない『楽な仕事』に応募できるということです。
危険物乙4は誰でも受験することができ、高校生で挑戦・合格する人も多い国家資格です。
免状の書き換え(10年に1度の写真更新など)や危険物保安講習の受講義務(原則3年に1回)こそありますが、資格は一生有効であり無効となることは基本ありません。
何も弁護士や会計士になれと言ってる訳ではありませんので、もし本気でセルフGSの夜勤を考えている方は、ぜひ取得をご検討ください。
今後セルフGSで働くかを決めかねているとしても、『資格を取得した』『そのために挑戦・努力をした』という事実は一生の財産になります。
履歴書の資格欄にも書けますので、思い切って挑戦してみることをオススメします。
理由2:女性は採用されづらい
セルフGSの夜勤は特に力を使う仕事ではないため、女性でも問題なく就労できるように思います。
しかしながら、私が知る限り、この仕事に従事する女性はいません。
おそらく、夜〜朝にかけてワンオペ体制となる店舗がほとんどであるため、スタッフには安全上のリスクが生じるからでしょう。
よって、仮に同じ年齢・同じ資格を持った男性と女性が同時に応募した場合、基本的に男性が採用されるはずです。
防犯の観点から、ここにGSのセキュリティ事情を詳細に書くことはしませんが、私が入った店舗の大半はS■KOMもしくはA■SOKと契約をしており、万が一の時はすぐに通報できるようになっています。
そして通報を受けたセキュリティ会社の方はすぐに通報元に駆けつけてくれるそうです。
またGS内は防犯カメラが多数取り付けられているので、無法者がわざわざ狙うにはかなりリスクが高い施設です。
しかし、犯罪者には狙われづらくとも、たちの悪いクレーマー、珍走団、その他ちょっとアレなお客様に遭遇してしまう可能性はそこそこあります。
てか、変な客・危ない客は深夜にちょいちょい来店します。
もちろん私から声はかけることはしません。私の場合、挙動がおかしな人を監視カメラで視認した時は、事務所をしっかり施錠して屋外に出ないよう心がけてます。
ヤバそうな客は息を潜めてやり過ごすが吉なんです。
ただ、なかには屋外に出て何らかの対応をしなければいけないこともあります。外設機や洗車機のトラブル対応がその代表例です。
その際に出てきたスタッフが女性、しかもワンオペと知られたら変な絡まれ方をする可能性があります。
そのような場面でのトラブルを極力避けるため、男性スタッフを雇いがちになるのは仕方がないのかなと思います。
女性の社会進出が進んだ現代において、女性が採用されにくい仕事は、男性求職者にとってライバル激減の穴場となります。
事務職の競争率が非常に高いのは、(男性だけでなく)女性の求職者が殺到するから。逆に土木や電気、配送が常に人手不足となのは女性の応募者が非常に少ないからではないでしょうか。
以上のように、セルフGSの夜勤スタッフは【危険物乙4を取得している男性】と応募者の属性がかなり絞られるため、求人広告を目にする機会が多くなるのだと推測されます。
見方を変えれば、楽な仕事を探している男性にとってはかなり狙い目な職種と言えます。
興味がある方で資格が未取得の方はぜひ危険物乙4の受験から検討してみてください。