アラサーのイラスト練習⑤
今回は、というか完成させたのは随分と前ですが、こちらのイラストの過程を備忘録として残します。
テーマを決めよう
普段は音楽を聴いてて、考えた妄想をモチーフにイラストを描いていますが、今回は「ちょっとエッチな絵が描きたい」と、下心全開でイラストのテーマを決定。
適当に収集している秘蔵の画像たちを参考に、
・ベッドに横になってる女子
・スポーティな子が頑張ってる感じ
・お腹を描きたい
という己の欲求を発散させるべくイラストを描いていきます。
デッサン人形を活用しよう
このイラストを描く前に、デッサン人形としてかなり有名な「合成人間」が届いたので、今回はこちらのフィギュアを使って構図を考えていきます。
いろいろと写真を撮って、上記の構図で描き進めることに。
最初のラフ。
この時点で方向性はかなり決まった。表情や髪型はどうするかなどはまだ決めていなかったので仮の物。
今見ると腕が長い…デッサン人形通りの長さだけどちょっと現実的ではない。
ラフをブラッシュアップしよう
ラフにちょっと手直しを加えた物。腕の長さを調整しようとしている跡がある。髪型をボリューム満点な感じに。というかこれアマガミの七咲では…?
手直し②
ブラジャーとスカートの模様を追加。
生まれて初めて描いたブラジャーにドキドキしていたのは内緒だぞ。
手直し③
左二の腕の長さがおかしいのに気がついて修正。
上のラフを清書した物。
個人的には上手く描けたと喜んでいたそうである。
地獄の色塗り編
何を思ったか止めとけば良いのにグリザイユ塗りを試し出す。
油粘土をこねくり回して立体物を作るような感覚の中、色んな動画、参考書を参考に塗っていく。
結局諦める(笑)
しかし、影は2種類あること、ワイシャツのシワの描き方など得るものはあったので良しとする。
気を取り直して色を塗っていく。
スポーティは日焼けっしょ!
とかなり安直に色を塗り出す。
エロく塗るための教本を参考に色んな色を重ねる。
お腹を塗るのが楽しすぎて、それだけで1日費やす。
お腹の塗り方は下地の肌色に、シェードとシャドウを付け、その上からピンクを軽く載せてます。あと適当にハイライトを描き込んで完成。
さて、ここまでが地獄。
ここからも地獄。
肌の色を濃くした影響で、背景の色、シャツの色と全く調和しない。
色調補正をしてもどうしてかダメ。ダメダメダメよ。SOS。
ベッドに寝ているというよりは、ベッドに浮いている。
最終的に一番上のレイヤーに灰色を置いて、透明度を下げて全体に馴染ませることに。
線画もとても目立って、肌色と喧嘩している。
今にして思えば、色トレスと線画の色を肌色に近い物にすればよかったなあと反省。
あとは影がちょっと単一的で現実味がないのも浮いている原因かな。一応、実際にフィギュアのどんな場所に影ができるかを計測したんだけど、それだけでは意味ないみたい。
色々と至らない点が浮き彫りになったイラストだったけど、陰影の付け方、シャツのシワ、髪の構造などの理解の一助になったので良しとします。
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