見出し画像

調理実習でも怒られました.........



続きです!









キーンコーンカーンコーン


○○:はぁ.........


茉央:どうしたん?テンション低いけど


○○:調理実習めんどくさいなって


茉央:あー、たしかに


○○:美空ちゃんがいれば頑張れるのに.........


茉央:まおじゃあかんの.........?


○○:あかん


茉央:バシッ


○○:いってー!!!


茉央:ふん!さっちゃん、いろは行こ!


咲月:あはは.........


いろは:それは○○君が悪いわ.........笑








先生:今日作るメニューは野菜炒めと味噌汁です。


茉央:○○君料理できるの?


○○:まぁ、一応一人暮らしみたいなもんだし


咲月:どういうこと?


○○:親が海外で仕事してるから俺は残されてんの広い家に


いろは:なるほど


先生:じゃあ4人くらいの班になって早速始めてください


茉央:やろ!○○君!


○○:うん、やろっか




茉央:(○○君のエプロンかっこいいなぁ.........)


○○:ん?どうかした?


茉央:べ、べつに.........


咲月:ニヤニヤ


いろは:ニヤニヤ


茉央:もう!2人ともニヤニヤしないで!










○○:そしたら包丁使って手でも切られたら危ないから、野菜洗って貰える?


茉央:うん!


咲月:わかった!


いろは:大丈夫?


○○:怪我されたら美空ちゃんが悲しむじゃん?


いろは:そういうことね.........苦笑







○○:トントントントン


ザワザワザワザワ


女1:○○君切るのすごい上手くない?


女2:料理できるんだ.........ちょっとかっこいいかも.........


茉央:むぅ.........


○○:あ、咲月ちゃんちょっと来て


咲月:なに?


○○:この分量でここにあるやつ混ぜ合わせて貰える?


咲月:うん、わかった


いろは:私、お味噌汁の方少し進めとくね?


○○:うん、全部もう切ってあるからお願い


茉央:まおは?


○○:うーん.........いろはのお手伝いしてもらえる?


茉央:わかった~



茉央:(ここでアピール出来れば.........推して貰えるかも)







○○:よし、炒めるか

ジュー

咲月:あ、○○君混ぜたよ


○○:ありがと、ここに入れちゃって?


咲月:うん


ジュー ジュー


咲月:○○君はフライパン振ったりするの出来ないの?


○○:出来るけど.........恥ずいじゃん。笑


咲月:えーやってよ。笑


咲月:今度美空のオフショットあげるから。笑


○○:やらせて頂きます。


咲月:(美空のことになると目の色変わるんだよなぁ.........笑)








ザワザワザワザワ

茉央:なんや?


いろは:○○君じゃない?






○○:ほっ

ジュー ジュー


咲月:うまいじゃん!


○○:まぁ、実質美空ちゃんのためだし


咲月:それはおかしいでしょ。笑




茉央:あんなんしたらモテてまうやん.........


いろは:まぁ、大丈夫でしょ○○君だし








○○:よし、こんなもんかな?


咲月:まおー!いろはー!そっちはー?


いろは:終わったよ!


○○:じゃあ食べよっか


茉央:まおがお味噌汁装う!


○○:じゃあ俺が運ぶから俺に渡して?


茉央:うん!










茉央:よし、最後の一個や


茉央:はい、○○君


茉央:あ

ツルッ

バシャーン


茉央:○○君.........その.........


○○:茉央ちゃん大丈夫?!


茉央:まおは大丈夫やけど.........


○○:良かった.........


茉央:でも○○君が.........


咲月:はい、氷


いろは:大丈夫?


○○:うん、ちょっと着替えてくるね


ガラガラッ












茉央:.................. 


咲月:茉央.........


いろは:○○君は怒ってないと思うよ?


茉央:こんなんじゃまお、○○君に嫌われてまう.........


ガラガラッ


○○:ただいま~


○○:あれ、食べてなかったの?


茉央:その.........ごめん.........


○○:茉央ちゃんが無事ならそれで大丈夫だから


○○:早く食べよ?


咲月:いただきまーす!


いろは:野菜炒め美味しい!


茉央:..................







○○:美味しかった!


咲月:○○君、茉央と話してきてあげてくれない?


いろは:私たちが片付けやっとくからさ


○○:わかった


咲月:任せたからね!











○○:茉央ちゃん


茉央:○○君.........


○○:ちょっと屋上行こ?


茉央:片付けやらな.........


○○:いいから グイッ


茉央:..................








ガチャ

○○:ふぅ.........やっぱり気分いいね屋上は


茉央:○○君.........ごめんなぁ.........


茉央:こんなんじゃ茉央のこと推すわけないよね.........


○○:うん


茉央:..................


○○:あれ、叩いてこないの珍しいね?


茉央:こんなんじゃまおのこと推してくれるわけないもん.........


○○:うん、そんな暗い顔してるまおちゃん好きじゃない


茉央:でも.........


○○:はぁ.........まおちゃん、こっち見て?


茉央:ん.........


○○:1回しか言わないからね?


茉央:うん.........?


○○:まおちゃんのこと、推しそうなくらい可愛いと思ってるよ


茉央:え?!


○○:これはほんとだからね


茉央:嬉しい.........ん、ちょっと待って


○○:なに?


茉央:推しそうってことは推してはないんよな?


○○:ギクッ


○○:ま、まおちゃん落ち着いて!


○○:目、閉じて?


茉央:う、うん.........




茉央:(なんやろ.........もしかしてキス?!)











○○:よし、ゴミ取れたよ?


茉央:..................


ドスッ


○○:ぐはっ!?


茉央:もう.........でもありがと。ギュッ


○○:まおちゃんって少し思ってたけど甘えんぼだよね?笑


茉央:○○君にだけやし.........ボソッ


○○:ん?なんか言った?


茉央:ううん、なんもない!














fin..................

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?