スパイクナード(エッセンシャルオイル / 精油のプロフィール)
スパイクナード / SPIKENARD(学名: Nardostachys jatamansi) オミナエシ科
聖書には、実にさまざまな植物、香油が登場します。
マグダラのマリアがイエスの足に香油を注ぐ・・・と聖書にありますが、その香油(ナルドの香油)がスパイクナードと考えられています。
また、古代エジプトでも使われてきた歴史的な香油のひとつです。
少し甘く土っぽい香りにハーブのような香りが混ざった香りで、温かみを感じさせます。
ムガール帝国の王妃は、若返りに用いていたとか・・・
ヒマラヤの高地に生育する植物から採取された、その精油は不安・心配・鬱・強迫観念など神経系や精神的な面にも作用します。
スパイクナードは根から採取される精油の特徴として、グラウディングの作用があります。
頭や心が先行して、足元が見えていないように感じるときなどにいいですね。
科学的には未解明な部分が多いのですが、神経性の消化不良や偏頭痛にも効果など可能性を秘めています。
神経や精神面に働きかけて改善したという臨床もあるため、将来が期待されています。
古来より使われてきたスパイクナード、神秘的な香りで、謎も多いのです。
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