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アロマアナリーゼに出会ってますます精油が好きになってしまいました
何の気なしに趣味からはじめたアロマセラピー。気がつけば、仕事となり、人生の中で大きな位置をしめるものとして、はや20年以上がたちました。
そういう意味では、経験も十分重ね、「よく知っているもの」であったはずの精油なのですが、去年「アロマアナリーゼ」に出会って、今さらながらの「精油ってすごい!」を体験。
言ってみれば、「あなた(精油)にこんな一面があっただなんて・・・」と、惚れ直した!といった感動でした。
このアロマアナリーゼとの出会いによって、思い描いていた“「言葉×香り」のアロマセラピー”の輪郭がはっきりとし、「読むアロマ」誕生につながったのです。
アロマアナリーゼとは
アロマアナリーゼ は、藤原綾子先生が考案した「精油の芳香作用」と「心理学」を組み合わせた“香りを使った心理分析法”です。
具体的な方法は、以下のようになります。
①12本の精油の中から、気になる香り、好きな香りを3本選ぶ。
②1本ずつ、「この香りは色に例えると何色ですか?」「この香りは男性、ですか?女性ですか?」「その女性(男性)は何歳くらいでしょう?」などの質問に答えながら、香りのイメージを言葉にしていく。
③ひろげたイメージから深層心理を分析して、精油がもつ薬理作用や心理作用、歴史的エピソードなどの幅広いプロフィールから導き出された「精油のメッセージ」とつなげる。
※この「メッセージ」は同じ精油でも複数あり、アロマアナリスト(アロマアナリーゼセッションをする人)によっても違います。
④選んだ香りを日常的に使うことで、意識や行動の変化をうながし、望んでいる未来を作る。
初めてのアロマアナリーゼ体験
私の初めてのアロマアナリーゼ体験は、一言でいうなら「驚き」です。
ひとつは、「香りでこんなにイメージがひろがるんだ!」という驚き。
「香りを嗅いだだけでそんなにイメージってひろがるのかな?」と、正直半信半疑でした。
ところが!スルスルと人物やビジョンが浮かんでくるのです。それは自分でもびっくりするほど。
セッションを受けた方からも、「香りひとつでこんなにストーリーが出てくるんですね!」という感想をよくいただきます。
これのポイントは、本能に直接届く香りに刺激されて「質問に答える」ことが「考える」から「感じる」流れを作り、イメージの空を飛ばせてくれるのだと思います。
理屈をスルーして香りが連れてくる言葉たち。
「表現する」「自分の言葉」「インスピレーション」の何かとっかかりが欲しい方にも向いているのではないかと思います。
そして、ふたつめは「こんなことを自分は思っていたのか!」という驚き。
はじめてのアロマアナリーゼで選んだ精油に「サイプレス」があります。そのときの香りのイメージは、「森の中を探しものをしながら歩いている青年」でした。
「ここに自分が見つけたいものがあると確信しながら探している」と言った自分の言葉と、「選択と集中」というサイプレスのメッセージは、自分の軸を整えたいと思っていたこれからへの「大丈夫」と「手立て」をくれました。
また、「ローレル」は「理想の自分」というメッセージがあるのですが、香りからイメージしたのは、「気持ちのいいお花畑のなかでのびのびとリラックスしている」というものでした。
それまで、「理想の自分」というと、「あれもこれもちゃんとできる自分」と思い込んでいたのですが、「のびのびとリラックスしている」のが「理想の自分」と言われて、とてもとても腑に落ちたのです。
自分の心が分かるというのは、なんて心強いことだろうと思いました。
漠然と感じていた不安の代わりに、安心や物事に対処する力をくれる。それが誰に言われたのでもない、自分の中から感じられるのです。
こうして、アロマアナリーゼの手法を通して、再び精油の持つ力を目の当たりにし、ワクワクが止まらなくなった次第です。
精油に触れてきた期間を問わず、「このいい香りの液体は一体何者?!」という飽くなき好奇心をお持ちの方は、ぜひアロマアナリーゼを受けてみることをおすすめいたします。
もちろん、「明日への1歩」のきっかけとしても。
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