私の履歴書 50歳エステサロン起業
ほうれい線もわからない私を、オーナーは、本当に親切にいろいろ教えてくださった。
今の私は、この時代があったからこそ〜、ほんとに感謝しかない。
ずっとオーナーと二人で、このサロンをしていくんだろうなあ〜と思っていた。
2年目のある日、私の人生のキーパーソンが現れた。
たまたま通りすがりにサロンを見つけ、来店された。
そして、私がマッサージの担当をすることになった彼女
私の施術を気に入ってくださり、常連に・・・お客様も多数紹介してくださった
大きなネットワークをもち、大きな収入もあり、子供達もうちとほぼ同じ、
占い師でもあり、美容、栄養、メンタル、経済などにも詳しい彼女
彼女のように生きたい、と思った
ある時、彼女がポツリと・・・
「独立しはったら、いいのに・・・応援するよ」と・・・
決断するのは早かった。
二つ目の、棚からぼたもち落ちてきた(笑)
私、50才
こうやって、後押ししてくれる人がいなかったら、
いつまでたっても独立できていなかったと思う。
雇ってくださっていたオーナーには、迷惑をかけてしまうことになったけれど
このまま、年老いて行くわけにはいかないと思ったこと
そして、自分の好きな化粧品を使って、自分のメソッド、みたいなものを作りたかった。
経営に関しては、何もわからない
マーケティングに関しても、全くの無知
というか、この時には、そういうものを知識として知っておいたほうがいい、なんて、全く頭になかった。
とにかく、独立して、自分でやって行く。
ワクワクした。
決断は早かった。不安は、全くなかった。
でも、この時すでに、病院の警備の仕事についていた夫には
まだ、伝える勇気はなかった。
なぜなら、絶対、反対されると思っていたから・・・
仕方がない、強行突破!!事後報告しかない。
これも、反対されてもやる!!って決めていたので
迷いはなかった。
部屋を借り、(夫に内緒だったので、保証人のいらないところを探した)
銀行のカードローンでお金を引き出し、資金に当てた。
こうして、エッセンシャルオイルを使った全身のリンパケアと、アーティストリーを使ったフェイシャルエステのサロンを、始めた。
美容の仕事を始めた時も、独立起業した時も、将来に対する希望や目標があったわけではない。
その時その時に、自分がワクワクする方に進んで行っただけ。無鉄砲、と言われれば、そうなんだけれども、先のことを考えていても仕方がない。
考えれば、考えるほど、不安が先に立って、前に進めなかっただろう。
こうして、私の起業への道が始まった。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?