互いに影響をうけあう コ・インパクトソーシング
昨日はドテラ社の方とのミーティングがあり、私の関心あることが報告されました。そのことについてシェアしたいと思います。
ダイレクトセリングという販売方式が採用されているため、ドテラを伝えることにながらく躊躇がありました。
誤解されるという恐れがありました。
会員になってから2年ほどは、ごくごく近しい人に伝えるのみでした。
もっと知ってもらいたいと思い始めたのは、2年前。
コ・インパクトソーシングのことを知った時でした。
コ・インパクトソーシングとは
精油の原料となる植物の生産者、
精油の蒸留者たちに
収穫分の適正な賃金支払うこと
生活を支え、
自立を促すこと
そのことによって、生産者も蒸留者もインパクト、日々に衝撃を受けています。
私たち消費者も、そんな生産者や蒸留者によって贈られた精油をつかって、日々にインパクトを受けています。
「互いに」「共に」という意味の「Co」。
お互いに、ともに、インパクトを受けあっている
ということで、コ・インパクトソーシング。
ソーシングはSourcing。
Sourceには、源という意味のほかに供給するという意味もあります。
精油業界に限らずではありますが
生産者たちに
仕事分の適正な賃金支払うこと
こんなあたりまえのことが
なされていません。
日々の生活を思うと、できるだけ安く手に入れられたらと思うことはあります。
けれども、適正な価格でやりとりされないもののなかには、その製品が作られて販売される過程のどこかに搾取があります。
ドテラはそんなあたりまえのはずのことに取り組み続けている、そこに私は希望を見出しました。
生産者たちも正当な対価を得られるようになって、自分の仕事に誇りを持っている。
そんな人たちによってつくられたオイルは、違う。
本当に違う。
香りも他のメーカーで体験したことがないものばかり。
直につけたり、飲用したりできることにも、通常のアロマテラピーを学んできたので初めは驚いたり憤りを感じたりもしましたが、今では納得しています。
そこから、本当にこのオイルたちのすごさを感じ、人に伝えていくようになりました。
SDGsのこと、ご存知でしょうか。
Sustainable Development Goals
(持続可能な開発目標)
2015年9月に国連で開かれたサミットの中で世界のリーダーによって決められた、国際社会共通の目標のことです。
2030年までに達成すべき17の目標を指します。
このカラフルな画像、実は街の中にポツポツと貼られていたりするのですが、意識しないと見えてこなかったりしますね。
日本は国として積極的に表明していないようにも見受けられますし、知らない人の方が多いかもしれません。
また単なる「社会貢献活動」としてとらえ、目標を達成することだけが目的となるようでは、本質から外れることにもなるでしょう。
ドテラはSDGsに企業として参加しないのか
という問い合わせがよくあるそうなのですが、
もうすでに取り組んでいることばかりなので、今更参加しますと表明することでもない
ドテラとしてはこれらの目標は決めなければやれないということではない
すでに取り組んできていることだとのことでした。
SDGsの目標を見た時に、私もこれはドテラがすでにやってきていることだと感じました。
あたりまえのことを実直に
所詮きれいごとだ、
そんなのできっこないと
人から言われるようなことを
ただ地道にやりつづける
創業者たちの
誠実な姿勢から
学んでいます。
生産者に向けた取り組みだけではなく
使っている私たち消費者への
経済的支援
自立への促しも
ドテラは用意してくれています。
ドテラを仕事にしていく
そのことについても
興味を持っていただければと思います。
これからは、そんな話のできる場も用意していきたいと考えています。
ながながと読んでいただきありがとうございました。