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3/4 箱庭の観測者様へ 弐

出演:ゆみりんさん


「箱庭は、2作とも同じGMで遊んだほうがいいですか?」


とTwitter内で質問を見かけたことがある。



答えとしては

「なるべくならそうしてもらったほうがいい」

「でも、違うGMさんで遊んでいる人はよくいる」

というものになる。

実際箱庭は、GMによって解釈が違う。

私の場合、以前にも書いたが

箱庭弐→ 本店 箱庭無印→支店 というニュアンス。


なので最初の導入から変えている。

だけど無印を他のGMさんで遊んできた方は難しい。


無印の導入の解釈が GMによって違うから

どうPL様に対して 世界へ促すかが分からない。

という手探りの間が起きてしまう。


といった 自分の意見だけど

そんな中こういった 質問をしていたのがゆみりんさんだった。


私は、自分でやりませんか?とは言わずに

「無印と弐は別のGMでって方はよくいますよ」とだけ答え

その日はその場を去ったのだけど。


先日昼間に、偶然お互いの時間が合ったのか

小一時間ほどゆみりんさんと話す機会があったので

少しお話をお伺いしてみたところ…


なんとまぁひどい奴らがいるもんだ。

GM側は、時間もお金も使い

プレイヤー様を楽しませるためにシナリオを用意する。

それを罵声や圧で押しつぶしてしまうプレイヤー様がいる。


「GMがシナリオに時間と金を出して当たり前」という解釈を持った

人の手によって、善意で遊んでいるGMたちが次々と辞めていく。


ゆみりんさんの無印を共に遊ばれたGM様もそのおひとりだそうだ。


胸が痛い。GMはNPCじゃない、人間だ。


暴言を言える力や雰囲気を壊す力があるなら

プレイヤー様よ、どうかその力を

GMを称える力や雰囲気を作る力に変えてほしい。


本題に戻す。


今回の箱庭弐は、そんなゆみりんさんとの対話だった。


数時間話しただけなのに、お互いの間がしっかり取れていた気がする。


調味料の話題に花を咲かせ、物干し竿に誇りがかぶる様を談笑する。


そんな箱庭が初めてで、笑いが絶えないセッションになった。


ただ…弐の現実はそう温かいものではなく


「自分が有能なのを知ってるが上に、その力を行使しないといけない

ほかの奴隷2人は自分が生きていく上で、必要がなく

自分の利益のためなら、殺害をいとわない」と

過去考えて動いていたバーベナが


ゆみりんさんのRPで心動かされ

ふたりを守るという未来を選択していた。


『不変』

このシナリオのテーマになっているこのワード。


作中では見事に理解を示したバーベナ。

「変わらないものなんてない」

「ものだって、ホコリを被って汚れてしまうもの」

「人だって、よくも悪くも変わってしまうもの」


矛盾を感じることなく終えたゆみりんさん。

真面目で素直なバーベナにぴったりはまったおかげで


ルリギクもシオンも、将来シルバーと生を共にする。

「全ての悪人が、悪人であるとは限らない」


そこには理由がある。なぜ、どうして?がある。

そう作中でも、ゆみりんさんは言ってくれた。


なぜ どうして?が聞ける心のゆとりがあるゆみりんさん。


最高に素敵で、優しいEDになりました。




あたたかいな、外はもうすぐ春。


温かいプレイヤー様に、囲まれているあろまんは

とっても幸せな奴だと思うなどしている。



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