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初めまして、SwordFishProjectです。

この記事を書き始めたのは11月22日…いい夫婦の日です。

というわけで、初めましての方初めまして。
いつもご愛顧いただいている皆様、いつもありがとうございます。
誕生日の方、おめでとうございます。

本日、こちらのNoteをお預かりします、あろまんと申します。
SwordFishProjectでは、代表ということになっています。

代表らしいことは全くしていません。でもまあ、代表です。
偉そうですよね?エライんです。多分。敬ってください。

というか冒頭で、今日はいい夫婦の日ですと書いてますね、私。












すでに書いていたら次の日になっていました。

さっそく嘘吐きましたし
納期も1週間以上伸びてます。ほんとこういうヤツです。


それはそれで置いといて。

本日運営・GM会議だったんですけど
運営会議→GM会議→運営会議 の最後の運営会議で

「あろまんさん、うちって外部への発信ほとんどなくね?」

「じゃあNoteかなんかで、発信せえよ」

って運営ににじり寄られまして、書くことになりました。

最初のNoteなんで、ナニを書けばいいの?って聞いたところ


「SwordFishProjectって何なの?から書けや」って脅された言われたので

ない文才をひねり出して 書くことにしました。

最後まで読んだあなたは、絶対いい人ですので誇ってください。


目次作ったほうがいいって隣人(他人やろ)から言われたので作ります。




そもそもほんとに発信できるほどのこと書かないかもしれないですけどね。



SwordFishProject??

SwordFishProjectってのはですね、店舗名なんですよ。
なんの店舗かって?
マーダーミステリーのオンライン専門店なんですよ。

なんかProjectってつけてるの、違和感ありますよね?

プロジェクトとは、特定の目的を達成するために、期間や目標が定められており、事前に計画を立てて実行される業務や活動です。

ChatGPTに聞いたら出てきました。

って言われたので…。

事前に計画すらしてないですし。
そもそも語呂がよさそうだからつけたわけですし。

ネーミングの言い訳はまあ、さらっと放置してください。

実は最初、大掛かりな「店舗」ってのにするつもりはなかったんですよ。

当初は、私ひとりでやろうって決めてたからなんですよ。
ただ、ただ私欲のためだったんですよね。

なぜ「私欲のため」って言い切ってるのかって?
そのへんを話すには、少し自分のことを話さないといけないですね。


まず…代表あろまんそのものの話をしないと進まない気がしました。



じゃあ君は一体誰なの?


私はですね、マーダーミステリーのゲームマスターをやっています。
あえて、ここでは「オン・オフ」なんていう書き方はしません。

マーダーミステリーの案内人をほそぼそーとやってます。
知らない人のほうが多いです。無名です。

無名ですけど、面白いんです。
何がって言いますと、経歴が面白いんです。自分で言いますけど。


まずは、以前私のXアカウントで呟いた内容を晒してみます。



これ見てください。そして年を察してください。



見てほしいのそこじゃなかった。


あろまん 案内人を始めたのは日本じゃなかったのです。



はじめは 海外でした。しかも、中国でした。


仕事で出張が決まって、周りは日本人だらけだったのもあり

中国語もろくすっぱ勉強もせずに中国のとある地域に転勤しました。


その時の仕事っていうのが、日本語講師だったのですが
中国語も知らない私が、何故か転勤させられました。

しかも転勤させられ、出向先がホテルだったんですよ。


ホテルのノウハウも知らないので、
そこでホテルマンの仕事の勉強もしました。
接客法から、言葉遣いまで必死に勉強しました。

なぜかというと、求められていた日本語が
ホテルの接客に関することだったからなんですけど。

だからまず、そこのホテルの従業員さんに
日本語を教える前に、日本での接客対応などを教えるために
必要な日本語っていうのを、必死に勉強したわけです。


そこで気付いた。日本の接客ってエグいくらい丁寧であることを。


当時携わったホテルの皆さまって、プロ意識が当時あまりなくて
というより、そもそもの文化が違いすぎて
接客?おもてなし?なんじゃそれ??ってレベルだったのを覚えています。


まあ、色々端折りますけど…そのホテルで
マーダーミステリーに出会いました。


ホテルの一室を貸し切って、マーダーミステリーを遊びたい。
そんな従業員さんがいらっしゃったんですよ。

その時のやり取りがこんな感じ。

あろまん「殺人劇???なあにそれ?」
従業員「あろまん、しらんのか。今流行ってる遊びやで」
あろまん「へえ?どんな遊びなん?」
従業員「言葉遊びかな…?まあ言えば頭の体操や」
あろまん「ワイにもできるんか」
従業員「むずかしいかもね?やってるところ観る?」
あろまん「みるみる!!」
従業員「その代わり遊べなくなるよ?」
あろまん「え?なんで???」
従業員「このゲームはな、内容知ると二度と遊べん」
あろまん「え?おなじの遊んでも面白くないってこと?」
従業員「せや。それでもいいなら観たらええ」
あろまん「頭の体操ってのが意味わからん」
従業員「難しい~ことやるから」
あろまん「よーわからんから観るわ」


こんな感じのやり取りでした。
そこで出会ったシナリオがですね…



ばばん



2019年に爆発的な人気を誇った「年輪」
推理要素たっぷりで、いい意味で頭がおかしくなります。


プレイヤー様が全員中国語のわかる日本人の方々で
その中に、日本語喋れる従業員が混ざって遊んでくれたんですが

設定書を読ませていただいたんですけど

まあ中国語だったので。何がなんやらさっぱりだった記憶。

設定書は中国語でしたが、議論はすべて日本語で行ってくれて
自分はそれをずーーーっと聞いてたわけです。

その時の案内人さんも、日本語喋れる方だったので
すこーし話をさせていただいたら、とっても素敵な方で。


「日本ではこういったゲームは、流行っていませんよね。
中国では、このような頭を使って推理しながら物語を描く遊びが
今すごく流行っているんですよ」

「案内人は、みなさんのお話し合いのお手伝いをするんです。
もちろん物語のすべてを熟知しないとできません。
それがまた、案内人の醍醐味だったりします。
世界を一望できる立場…素敵じゃないですか?僕は好きです。
これからも中国で、案内人をやっていこうと思っています」

世界を一望できるって言葉にとっても惹かれた記憶があります。

「プロの方もいらっしゃいますが、役者さんだったりが多くて
僕みたいなアマチュアの域を超えない案内人もたくさんいますが
みなさんが楽しんでくれるなら、プロもアマも関係ないですね。
全員がマーダーミステリーが好きな人達なんですから」

その日、とても衝撃を受けて一睡もできなくて
その案内人の方と、ひたすら年輪について語り明かしました。

考えるとろくなことしなかったな。本当に反省しました。


そして、私は「マーダーミステリーの案内人」というジョブに心惹かれ
2年ほど、中国滞在中は
その方の案内を見学に行く日々を過ごしていました。
いわばファンになったんですよね。

その方はもうすでに、引退されたようですが…。


で、彼と出会ってそういった日々を過ごしていたある日。


再発した病気が悪化して、帰国しないといけなくなったんですよね…。


あと1年仕事残ってたんですけど、仕方なく帰国。


療養しながら、日本でマーダーミステリーの勉強を始めました。



それが、オンラインマーダーミステリーだったわけです。


オンラインの案内人は、今年で4年になりますが
まだまだ無名だし、まだまだ未熟です。


基本自分は、案内人目線からマダミスを知ったので
プレイヤーとして遊ぶことが当初まったくなくて

シナリオを買い漁って、資料を読んで
ハンドアウトを読んで、案内できそうなら募集する。
これをずっと繰り返していました。

なので、新作を案内する際は
相当な時間をかけて準備する癖が付きました。

今でも新作は、早くても2週間
遅くても1ヶ月半かけて準備します。

最近のシナリオは、GM資料も読みやすく
丁寧でわかりやすいものが多いですが

4年前のシナリオをパッと見ると
「これ、制作者様にしかわからないのでは?」という
表現や資料が多く、とっても苦労した記憶があります。


こういった活動をしていたためか
制作者様との関わりが強くなりました。
あろまんさんはシナリオを遊ばない。読む人だ。っていうね。

「シナリオ書いたから校正してほしい」という
ご依頼までいただくことが増えました。

お陰で、日本語の使い回しや、言葉のきれいな使い方を
しっかりと学べた気がします。


こういった経歴があるため
案内人としてのスキルしか磨いてこなかったわけです。


そして3年が経過して
マダミスHOUSEさんがローカライズした作品の
『愛する故に』の先行プレイ会に参加しました。

オンラインで、プロになりたくて。
オンライン3年、オフライン2年勉強したらもうええやろ??
って甘い考えですけど…。

とにかく…ライセンスが欲しかったんですよね!


調べたら、「年輪」も「あそびましょ!」も
しっかりローカライズされ、ライセンス販売されていたので
3作品一気にライセンスを購入したのを覚えています。


あろまんGMが、プロとして日本でデビューするのに
相当時間をかけたことを分かって頂けたかと思います…。



このままじゃ年取れないな。



気付いたら、マーダーミステリーに出会って6年が経過。

日本でマダミスGM始めた時、すでに遅かったんですよ。


あろまんをGMとして雇ってくれる店舗がなかったんです。


ことごとく落ちました!!!!


何店舗受けたか忘れたくらい。

ことごとく落ちました。ほんとに。


メールで履歴書送っても返事がない。
履歴書送付しても返事がない。
電話かかってきて、残念ですがって言われたり。


まあしょうがないんです。すでに私40超えてましたし。
年齢が許してくれなかったんだろうな。

いくら経験積んでても、乗り越えられない壁に気付いたんです。


店舗に立つことが、私にとっては夢でした。

中国で舞台に立てたあの日の興奮が忘れられなかったんですね。


ですが、叶わなかったんです。

今店舗でGMをなさっている皆さん。
そこに立っていられることの喜びを、誇りを知ってください。
誰もが立てる場所じゃないんです。それを覚えていてください。
あなた達は、店舗の看板・顔なんです。
そのことを自覚して、今後も店舗の公演に立っていただきたい。


私みたいに、立ちたくても立てなかった人がいるんです。
個人で細々と頑張っているGMさんたちもいるんです。


こんな人間を、もう一人も作りたくない。
私みたいに、夢半ばで諦める人を作りたくない。


何よりも!!!自分が日本でプロを名乗れる環境を!!
自分の手で!作ってやる!!!


そんな思いで作ったのが

「SwordFishProject」だったわけです。



結構長くなってしまいました。

あろまんのちょっとのこと、伝わればいいなと思います。


納期めちゃくちゃ過ぎて怒られそうだ。


続きはまた次回にしよう。ゆるして、運営さん。

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