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千恵個笑 「数字で人生が変わった」
よく、ラッキーナンバーとかありますよね。
私は、「4」とかだった気がする。
占いとかも、数字にまつわる物が色々あるし。
たかが数字、されど数字。
生きてきて、そんなに数字を気にする事は無かったんだけど
ある時あたりから、やたら数字にて人生変わったり不思議なご縁がありました。
最初の不思議
一番最初に結婚した時
(バツ2です)
私は東京の田舎のシングルマザーの家の娘。
彼は、とある田舎の600年は続く由緒ある家の「本家」の「長男」。
出来ちゃった結婚ですよ。
うちは良いけど
彼の方は由緒ある家
「何処の馬の骨ともわからない嫁なんて無理」
との事。
(ちなみに、この県に嫁いだりした方に後に知り合うんだけど…みんな同じ様な扱いされるみたい。割とちゃんとしたお家の子でも。だから、県民性なのかなぁとも思う。)
仕方ない
そちらの事情はそうなんだろう
〇〇家の跡取りだからね
簡単には行かないのわかる
上京して、素性のわからない女にひっかけられた
くらいな気持ちでしょう
しかし、お腹に子もいるし
「はいそうですか」
とは終われない
当時の彼は、面白い事を考える人で
(そこが好きだった)
「まずは、お互いに自分がどんな事をしてきた人間かわかるように、履歴書でも書いてみよう。」
「俺もおまえの親に渡すから、おまえはうちの親に渡して様子見てみよう。」
そうやって、ちょっとずつ理解を得ていくしかないかなと考えた訳です。
凄く冷静だし、良い判断の方向だなぁと思い進めて行く事に。
しかし、履歴書なんかでどうこうなるとは思えなかったし
そもそも、高卒でたいした履歴も資格も無い私だったから意味も無い気がした。
挙句に、親類の犯罪歴や病歴もこの先調べるくらいの事も言われていた。
(一族に、そんな血が混ざるのは困るって事だよね。ドラマでしか聞かないような感じだけど、実際にあるところにはある話しなんだなぁと、ちょっと他人事のように感じてたのを覚えてます)
数日後、いきなり
「結婚して良いって」
と言われびっくり仰天。
何が起きたかと聞くと
彼には2歳下の弟がいたそうで
不慮の事故で亡くなってしまったそう。
弟の亡くなった日
私が産まれた日だった
後に戸籍謄本を見せてもらったけど
19〇〇年〇月〇日
全て一緒だった
そうして、弟の生まれ変わりみたいだとなり
手放しでオッケーとの事。
正直あれが無かったら、結婚出来てないだろうし
シングルマザーとして生きてたと思う。
たかが数字、されど数字。
私の人生が、大きく変わった。
だけどね、あの日にまつわる人は
結局はあの家にずっとは居られないんだよ
弟が産まれてから亡くなった2年半くらい
私も同じくらいの長さで
あの家を出る事になるから
地獄のような気持ちにさせられたし
身も心も病んでしまった時期が来るけど
結果、この結婚は私には必要な出来事だったと今は思ってる。
だから、これ以外にも数字にまつわる話しは続くけど
あくまで、何かが起きるお知らせだったり
深いご縁を感じる事ばかり
たかが数字、されど数字。