最短で試験に合格するためにしたこと
アロマテラピーの資格試験は、全て一発合格してきた私。
今日はその時のお話をさせていただきます。
私がアロマテラピーの資格をとろうと思ったのは、次女出産後の育児休暇中でした。
長女の育児休暇中、初めての子育てだったこともあり、あまり上手な休暇の使い方ができませんでした。
次女妊娠中より、何か勉強しておきたいという強い思いにかられ、最初はファイナンシャルプランナーの勉強を開始。
ユーキャンの講座で、2級の資格取得に向け勉強を始めたものの、妊娠中特有の眠気に襲われ、中々進みませんでした。(次女の時はつわりはやや軽めだったこともあり、そこそこ時間がとれました)
ところが、妊娠中期以降、今度は妊婦特有の(笑)、不眠期に入ります。
21時頃長女と寝ても、なぜか12~1時に目が覚めてしまい、明け方4時頃まで眠れません。
最初は苦痛に感じていたその時間を、あきらめて(笑)勉強に使うことにしました。
そのおかげか、秋にファイナンシャルプランナー2級の試験に一発合格。
そこで火がついた私は、出産後アロマテラピースクールに通い始め、資格取得に動き出しました。
アロマテラピー資格取得時の勉強方法と時間の確保について
最初の資格取得試験
最初に受けたのは、日本産精油yuicaのインタープリター講座の試験でした。
実は国内で3番目にインタープリターに合格した私。
ちょうど講座募集開始の時期に相談にいったことでこの講座を知り、真っ先に受講を決めました。
初めての講座だったのですが、製薬会社にいたこともあり、わりと横文字の成分を聞いてもすぐに覚えられたのはラッキーでした。
この時は、楽しくて楽しくて、あまり勉強をガッツリやった記憶はありません。
楽しみながら、少し成分のお話を聞けたのも私には合っていたようです。
その後、すぐにJAAアロマコーディネーター講座を受講します。
JAAアロマコーディネーター資格取得時の勉強
勢いをつけてそのまま一気に進む短距離走型の私は、続けてすぐにJAAアロマコーディネーター講座を受講し始めました。
主に土日に通学し、短期で受講を終えると、勉強に入りました。
この時は、通学していたスクールで模擬試験があり、その結果は散々でしたが、あえてさっさと受けてしまって良かったと思っています。
とにかく数をこなし、慣れていくことを考えました。
模擬試験も何回か受け、間違ったところを繰り返すのは中学~大学受験時と同じ。
次女が寝ている間に覚え、試験当日は2時間程早めに家を出て、カフェで最後の追い込み。
奇をてらった問題は出されないと思っていたので、落ち着いて基本的なことを何度も繰り返し繰り返し見直しました。
NARD JAPANアロマアドバイザー資格取得時の勉強
JAAアロマコーディネーターの試験が終わると、すぐにまたNARDの講座を受講し始めました。
とにかく楽しくて毎週のように通い、短期間で何度も同じワードに触れていたことが最大の勝因だったと思っています。
いくら成分名をはじめとした横文字に強くても、やはり何度も見聞きしていないと忘れてしまいます。
特にこの時期は次女が段々成長し、寝ている時間が少なくなっていたので、勉強時間の確保が難しくなっていました。
それでも、自分で覚えていない部分を、単語カードやノートに穴埋め式の問題集として作り、何度も何度も解いたことを覚えています。
自分で作った問題集(白紙のもの)をコピーし、スキがあれば解いていました。
私は書くことで覚える方なので、このやり方は特に効果的でした。
試験の問題数は多めなので、受験の時と同じように「ちょっと詰まったらすぐに次の問題、わかる問題から解いていく」ことを意識してのぞみました。
また、どの試験にも言えることですが、問題を良く読むと、ヒントが隠れていることもあります。
この時の経験を元に、当校の生徒様には試験対策を行っております。
NARD JAPANアロマインストラクター資格取得時の勉強
私の中で最も苦労したのがこちら。
NARD JAPANアロマインストラクター資格の試験でした。
通学の時点で、土日を使って通うことが難しくなっていたため、平日に長女を公立園、次女は長女のクラスメートのママから聞いた無認可園に預けて通学しました。
それだけでも結構ハードでしたが、とにかく次女が昼寝せず、勉強時間が確保できないため、焦りが募っていきました。
こちらの試験は筆記の1次試験・口頭の2次試験と2回にわたって行われ、特に苦戦したのが1次試験でした。
1次試験の日程は、次女保育園入園の翌日。
慣らしとも言えないほどの短い時間帯で、次女を連れて帰るだけでなく、その前日までに「布団カバー」をミシンで縫って準備をするという一大イベントが控えていました。
長女の時、好きな布を選ばせ、「ママが作ったお手製の布団カバー」を持たせることだけはしたいと思っていたので(ちなみに3番目長男は既製品・・)代理でプロにお願いする方法は知っていたものの、自分で作ることにしていました。
なんとか布団カバーを完成させ、試験の3日前からは毎日夜中の12時~4時までを勉強時間にあて、前日はほぼ徹夜。
朝7時に子ども達が起きてからは、当時住んでいたマンションから徒歩1分のところにあったジョナサンへ移動し、また勉強。
「とにかく1回で終わらせたいから!」と夫に頼み込み、この日は娘たちを見ていてもらいました。
さすがに8時過ぎに猛烈な眠気に襲われ、少しだけ仮眠を取ってから会場へ向かいました。
この時の一次試験は、香りをかいで答える問題もあったのですが、それについては正直「寝不足と香りのかぎすぎ」で、何が何やらわからない状態で試験に突入。
本能ってすごいと思ったのは、ムエット(試香紙)が配られた瞬間、ある香りがわかったこと。
試験開始後、何度もかいでいるうちにわからなくなってきてしまい、最初に感じた香りとは異なるものを選んだのですが、結果は最初に感じた香りの方が正解でした。
最初の勘って当たると言われますが、本当ですね。
その後、1次試験は無事突破し、数か月後に2次試験となりました。
口頭でプレゼンする内容は数日前に封書で届いたのですが、私が絶対に当たりたくないと思っていた内容にあたり、かなりモチベーションダウンしたことを覚えています(笑)。
アロマテラピーを学ぶ上で、大切だけど一番つまらない内容でした。
ただ、この時の準備が今の私のスタイルに生きていることは感謝しなければいけないと思っており、ご縁あって選ばれたテーマだと感じています。
もともと、製薬会社のMR(医薬情報担当者)としてプレゼンテーション慣れしていたこともあり、初めてのプレゼンだった方からしたら私の緊張はだいぶ楽な方だったと思います。
それでも、何度も練習し、まとめた後も「これでいいのかな?」と何度も悩みましたし、当日も自分の前の方が話し始めた途端、急に心臓がバクバク鳴りだし、「逃げ出したい・・」と思ったことを覚えています。
試験対策は事前準備と効率、+努力が大切
中学受験・大学受験・MR認定試験・ファイナンシャルプランナーと受験を経験し、乳児を育てながらの試験勉強を全て一発で終わらせるために私がしたこと。
それは、事前に試験のポイントを押さえ、効率良く計画を立てて準備をし、あとはひたすら何度も繰り返し問題を解くことでした。
確かに数日前から徹夜のようなこともしていましたが、それをずっと続けることは困難です。
子育てや介護、仕事が多忙で時間がとれない人は特に気をつけなければならない点で、寝不足から家庭内や職場での事故につながらないよう、そして自身の健康を保つためにも睡眠はしっかりとることをおススメします。
そのために、当校では試験のポイントを押さえ、効率良く勉強できるようにオリジナル問題集の作成や、試験対策でサポートをさせていただいております。
あの時(自分の試験の時)、もっとこうすれば良かった、ああすれば良かった、と思ったことは反映し、生徒様の合格に貢献できることが何よりの楽しみです。
今、「時間がなくて」「子育て中で」と資格取得を迷っている方、アロマテラピーに限らず、参考にしていただけますと幸いです。
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是非、香りのマナーを守って、色々な香りを楽しんでみてくださいね。
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