消毒液もハンドメイド!
新型コロナウイルス対策の除菌水を作ろう!
お住まいの地域によっては、作り方教室を開催されていたり、特定の場所で配布されたりもするようですが、今は緊急事態です。
お仕事やどうしても必要な買い物など以外の外出は控えて、これ以上ウイルス感染を広げるわけにはいかない状況です。
人がたくさん集まる場所に行くのはリスクがありますから、なるべく人混みも避けたいですし、お出かけも控えるような自粛ムードです。もしかしたら自分がウイルスを運んでしまうかもしれないと思ったら人との接触は避けるに限ります。自分たちは無症状だから大丈夫と思っていても、なるべく人混みは避けて、マスクを着用するのがマナーです。
今回ご紹介する消毒液は、おうちにあるものを使用して、おうちで簡単にできる方法です。新型コロナウイルス対策に欠かせないアイテムですので、ぜひ試してみてください。
まだまだマスクやアルコール消毒液など衛生用品が品薄ということですが、ウイルス対策として実は、アルコールは菌には対応していますがウイルスにはやはり塩素系の消毒液のほうが有効のようです。
塩素系の消毒液は、ノロウイルス流行時などにも活用できます。
アルコール消毒液とは違い、塩素系の消毒液は人体には刺激が強いものですので、手指消毒には向いていません。
手指に関しましては、界面活性剤できちんと手洗いするだけで十分に常在菌は落ちるそうです。丁寧な手洗いがウイルス感染予防になります。また手でよく触るものを消毒しておけば、ウイルス感染をかなり防げるはずです。
塩素系の消毒液は、家中のドアノブや電気のスイッチや手すりなど、家の中でたくさん手で触れるものや場所をすべて殺菌消毒できちゃいます!
外出を控えないといけない今だからこそ!
家中のお掃除をして、殺菌消毒して、換気をして、ピッカピカにして家の中をいつでも安心安全な空間にしておきましょう。
快適な空間をキープするのがまたまた大変なのですが、気持ちのいい空間ができると家族ものんびりくつろぐことができます。家の中が綺麗なだけでメンタルが安定しますよね。いつまでこの状況が続くのか不明ということで、不安やストレスでピリピリしがちな時かもしれませんが、がんばりましょう!
整理整頓してピカピカが続くように家族でも協力できると素晴らしいですね。
ハイターなど塩素系漂白剤さえあれば簡単に家で作れるものだったのです。
作り方は、水で薄めるだけ!
「次亜塩素酸ナトリウムの除菌・消毒液」を作ることができます。
次亜塩素酸ナトリウム(薄めた漂白剤)での消毒は、厚生労働省も推奨している方法です。
↓
<厚生労働省HPより抜粋>
”ドアノブなどは0.05%の次亜塩素酸ナトリウム(薄めた漂白剤)で拭いた後、水拭きするか、アルコールで拭く。トイレや洗面所の清掃をこまめに行う。清掃は、市販の家庭用洗剤を使い、すすいだ後に、0.1%の次亜塩素酸ナトリウムを含む消毒剤を使用する。”
☆ペットボトルでつくる簡単な方法☆
薄めの濃度の0.02~0.05%消毒液
キッチンハイターと500mlのペットボトルまたはスプレー容器を用意してください。
⚠︎水は水道水でよいそうです。アロマスプレーの場合は精製水を使用したりしますが、お掃除用などなら水道水でもかまわないです。水道水のほうが塩素入りでよいという考えかたもあるようです。
塩素系消毒液の水は水道水を使います。
①ペットボトルに水を500ml入れる。
②ペットボトルのキャップ約「1~2杯半(5~12.5ml)」のハイターを入れ混ぜる。
③水で薄めるだけで完成です。
濃度を0.02%~0.05%にすると、ドアノブや取っ手、ベッドの柵など「手で頻繁に触れる物の消毒液」として使うことができます。
「体液で汚れた物やトイレ」の消毒用なら【濃いめの次亜塩素酸ナトリウム液】
濃いめ0.1%消毒液
①ペットボトルに水を半分(250ml)入れる。
②ペットボトルのキャップ2杯半(12.5ml)」のハイターを入れ混ぜる。
濃度を0.1%にすると「便・嘔吐など体液がついた”物やトイレ”の消毒液」として使えます。
濃いめに作った0.1%の消毒液は、水で半分に薄めると0.05%の液に。濃い目の液を作っておき、用途に合わせて薄めると使いやすい。作り分ける手間がなく楽ですよ。
☆キッチン泡ハイター☆
こちらの商品は、そのまま「0.1%の次亜塩素酸ナトリウム消毒液」として使えてしまいます!
花王の「キッチン泡ハイター」は、0.1%の次亜塩素酸ナトリウム液
↓
キッチン泡ハイター(400ml)
スプレータイプなので、便器内の消毒に使えます。ノロウイルスに家族がかかってしまった時などはトイレや床の殺菌消毒に重宝します。
⚠︎お掃除の際は、他の洗剤と混ぜないように注意してください。
☆使い道はどこ?
ハイター除菌水に向いている場所
リモコン
イスの背もたれ
照明などのスイッチ
手すり
ドアノブや取っ手
蛇口
トイレ
☆新型コロナウイルス対策!お掃除のポイント
ハイター消毒後は水拭き!
消毒後は仕上げに水拭き!
金属製品(ドアノブ、手すり、取っ手など)、その他デリケートな素材については、丁寧に水拭きをします。
その他の部分についても、水拭きをしておきます。
⚠︎消毒液は塩素系で強力ですのでデリケートな素材に使うと「変色や劣化の恐れ」があります。使用後の水拭きを忘れないように注意してください。
「清潔な場所」から拭く。
クロスの面を変えたり、新しいものと交換しながら拭く。
家にある使い古した布巾やタオルや古着などを切って使い捨てのボロきれのような雑巾として使い切り捨てるのもおすすめです。
ウェットティッシュや除菌アルコールシートなど、日常ではありふれた製品が品薄ですが、本来はそのような使い捨てのペーパータオルのようなものが衛生的で便利です。
ウイルスや雑菌で汚れたものは、そのまま捨ててしまうのが衛生的です。
☆消毒液のご使用の時の注意や保存方法
⚠︎消毒液をスプレーする時は噴射の際に「皮膚や粘膜につけたり、吸い込んだりしないよう」ご注意してください。
ハイター消毒液の「保存」について
花王のページには、「希釈した液は、次亜塩素酸ナトリウムが分解されやすい。希釈液は保存せずその都度作るのが望ましい」とあります。
使い切れない場合は「冷暗所に保管し、早めに使い切る」ようにしましょう。
ハイター消毒液「取り扱いの注意事項」
ハイターは、刺激の強い洗剤です。取り扱いにご注意ください。
【主な注意事項】
手袋をつける。
換気する。
酸性の洗剤と混ぜない。
衣類に付けない。
液で拭いた後は、水拭きする。
金属製品は「腐食」の恐れあり。使用した場合は「よく水拭きする」。
必要な分だけ作る(時間とともに効果減少)etc.
手指には使わない!
吸い込まない!
ハイターなどで作った消毒液は、「手指には使えません」。
また、吸い込むと「呼吸器に異常をきたすこと」があります。
<参考:花王>
金属製品は消毒後に「よく水拭きをする」
ドアノブなどの金属製品は腐食しやすいです。消毒後は「よく水拭き」をしておくこと。
また、メーカーの方いわく「その他の部分についても、水拭きをした方がいい」とのことです。
他にも注意すべき点はあります。使用上の注意をよく読んでご使用くださいね。
<参考:Kao製品情報キッチンハイター、ハイター>
「次亜塩素酸水」という名前がよく似た商品がありますが、ハイターなど塩素系漂白剤で作る次亜塩素酸ナトリウムとは異なる物質です。ハイター消毒液は人体には使えませんのでお気を付けください。
新型コロナウイルス対策!
その他の記事に、殺菌消毒や抗ウイルス作用のある精油を使った除菌スプレーも手作りする方法もご紹介していますので、こちらもよろしかったらチェックしてみてくださいね。
アロマスプレーで殺菌消毒→https://note.com/aromafloat/n/nad7ee0d1ff26
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