アロマが教えてくれた「苦手に広がる可能性」。【挫折と撤退】
学校の勉強しといたら良かった…。
アロマ生活約10年。
つくづく思います。
アロマを始めると、学校の勉強がわんさか出てくるんです。
怒られないために宿題をしていて、テスト勉強なんかほとんどした事がない、わたくし「マツダイ」。
参ったな、こりゃ…。
人生最初の挫折…。
どうして学校の勉強をしてこなかったのか…。
それは挫折にあります。
小2の頃、算数のテストがありました。
僕の小学校では、先生が作ったテストではなく、表がカラー刷りで裏が白黒のイラストが色々あって、業者から買っているようなテストでした。
表は満点が100点、裏は満点が50点。
いつものように、テストを解いて提出。
手ごたえは「普通」。
別に悪くもなく、良くもなく「まぁこんなもん」くらいの手ごたえ。
衝撃の結果
後日、テストが返ってきました。
名前を呼ばれ先生のもとへ。
テストを渡してくれる時に先生が一言。
「ちゃんと勉強しなさい」
え?
テストを見ると、裏には先生の赤い字で「0」の文字。
え?
きちんと回答は書いたんですが、ことごとく不正解。
え?
目の前が真っ暗になりました。
肩が床に落ちるようなガッカリ感。
0点を取る前から(算数は苦手やな)という感覚はありました。
しかし、0点は初めて。
今振り返って思います。
あれが「挫折」だと。
0点を取ったあの日から…。
人生初の0点を取ったあの日から、僕は算数を捨てました。
九九は、脳がバグるほど繰り返し言わされたので覚えました。
しかし、他の事はさっぱり。
割り算とか%の求め方とか、ほとんど勉強していません。
連立方程式?知らん。
数学?知らん。
算数のついでに、理科も捨てました。
だって「理数系」だから。
あの日から15年
算数を捨てたあの日から20年。
アロマにハマった僕。
アロマをやっていると「濃度」の問題。
50mlの0.5%?
どうやって求めんの?
1滴0.05ml
一体どうやったら%になるの?
算数を捨てたばかりに、分からない事ばかり…。
電卓があっても、意味ありません。
だって、計算式が分かんないんだから。
三十路超えた今、小学校の算数から学び直しています。
ついでに捨てた理科。
アロマには「化学」もつきもの。
ついでに化学も学び直しています。
苦手には可能性が詰まっている
アロマには、数字や化学が大事です。
目安の濃度で作るには、どうしても計算が必要。
また、どんな化学的な言葉も大事。
どんな作用があるか見えてきますから。
必要ないと思った学校の勉強が、15年経ったら必要になりました。
苦手だからって、無視してはアロマは楽しめません。
アロマを楽しみたいからこそ、苦手に向き合っています。
苦手だからってスルーしていたら、自分の可能性が狭まるなって思うんです。
スルーしていたら、きっとアロマも辞めているでしょう。
「算数あるやん、嫌や」って。
苦手でも取り組むと、自分の可能性は広がります。
自分の可能性を広げる方法をアロマに教えてもらった、そんなお話でした。