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ひとまず起業はだれでもできる。

長年会社経営してるとホンネか建前か「すごいですね。」と言われることがあります。いきなり自慢っぽくてすみません。

これは私だからじゃなくてほとんどの経営者が経験してるはず。【経営】ってコトバのインパクトが強いから、起業すると中身をすっ飛ばして褒められる(実際はお世辞または社交辞令が多い)効果があるんです。

そんなときは「全然すごくないんですよ。」ってホンネで返します。もし他人に「全然すごくないですよね。」って言われたらカチンときますけどね。

ところでいまは会社立ち上げるのは相当カンタン。わずかな費用だけであっさり法人設立できます。たいした覚悟もいらないんです。事実として経営者だからすごいということはあり得ないんです。

規模や年齢関わらず圧倒的にすごい経営者というのはたくさん存在してますが、じつはほとんどの経営者は企業勤めしてるビジネスマンに比べて総合的なスキルが劣ってると思います。

なので零細企業レベルの経営者は偏ったパワーを爆発させて補うしかありません。なぜなら尻拭いしてくれる人なんていないからです。

起業は単なるスタート地点。しばらく続けることができたとしても過去の成功は通用しなくなるから安定とは無縁です。調子にのったら終わりですが、継続はこの本気度をあらわしてます。

肩書き自慢できる時代はとっくに終わってます。起業しても企業勤めでも「あなたはナニモノ?」というのがますます重要になってくるわけですね。