【良い香りを作るための法則】素敵だなと思ったお客様のブレンドをご紹介。
オリジナルフレグランス作りは即興で作るアートの様なもの。
様々な方の香りを作っていく中で、このブレンド凄く素敵な香りに仕上がったなあ..
と思うものに出会う時があります。
実はそんな素敵な香りに仕上げるにはある意味法則があるのです。
それは
華やかさ、甘さ、爽やかさ、重さ、辛さ(スパイシー系)
五味に似ているかもしれません。
これらが上手く取り入れてあるととてもバランスのよい香りに仕上がります。
一例を見てみましょう。
オスマンタス 華やかさ
バニラ 甘さ
ホワイトティー 辛さ×爽やかさ
パチュリ 重さ
サンダルウッド 重さ
アンバー 重さ
オークモス 重さ
華やかなオスマンタスと甘めなバニラを軸に様々なテイストの重さのあるウッドを取り入れつつ、ホワイトティーのスパイシーさをアクセントにしたバランスの良い香り。
僕はトップノート、ミドルノート、ベースノートで縛られた状態で考えるよりも、香りのテイストの特徴をそれぞれ考えながらバランスを見てブレンドする事をオススメとしています。
華やかな、フローラル系のアロマだけで仕上げてももちろん良い香りに仕上がりますが、感動するレベルではありません。
爽やかなフルーティーやグリーン系だけでまとめると香りが単調になりやすく持続性も弱いです。
一つの香りの中にフローラルな華やかさと、ほのかに香る甘さや爽やかさ、重さ
それらが一体となる事で香りに奥行きが出て一つの物語の様に香りも変化していくのです。
シングルオイルの良さにはまるで料理を作っていく様な楽しさがあります。
AROMABLENDBARで行うオリジナルフレグランス作りは様々なハーブやスパイス、フルーツや野生身溢れる肉を使うフレンチ料理のレシピにも似ているかもしれません。
僕は好きでよく様々なフレンチレストランに行きますが、銀座のesquisseは特に素材と香りの組み合わせがアロマブレンド的な思考で考えても素晴らしいなあといつも思えます。
オリジナルフレグランス作りで最も大切なのは自分が心地良いと感じられる香りに仕上げる事。
皆さんがAROMABLENDBARがきっかけでアロマを
好きになってくれるととても嬉しく思います。
夏も暑い日が続きますが心地良い完全個室の空間で本物の上質な香りを体感しにぜひお越し下さい。
ネット予約はこちらからどうぞ。