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死にたいという気持ち
生きたいという気持ち

常に隣合わせていて、生きたいのパーセンテージが高いから生きている
死ねないから生きている

だから
どんなに幸せなときでも死にたいという気持ちが0になることはなくて
むしろそういうときこそ
今幸せのうちに死にたいと思う

きっと、今目の前に車が突っ込んで来ても避けることはしないだろう

死にたいのパーセンテージが高くなったときは死ぬ方法をずっと考えている
おもむろに外に出て車が轢いてくれないかななど思う

死にたいのパーセンテージが高くなればなるほど正気を保てなくて自暴自棄になり自分を痛めつけることしかできない

死にたいのパーセンテージが高いときは生きていても辛い

辛いときは死ぬことが救済だと思う
早く死んで楽になりたい
この苦しみから逃れたい
早くこの世を去りたい

そんな思いから死にどんどん向かっていく

外野はそんな人の気持ちを理解できない
なんなら、本人にしか分からない事情や気持ちがあるということにさえ、なかなか目を向けられない

それは当然でもある

外野からしたらどんな事情があろうと生きていてほしいと思うからだ

理由はきっと
この世に、死にたいのパーセンテージを下げる方法がいくらでもあるからだと思う
もちろん、当人も苦しみが少し楽になり生きやすくなる
死にたいのループから少し抜け出すことができる

死にたいのパーセンテージが高いときは
別に生きなくていい
お節介
自分の人生なんだから何したって良いだろ
と思うだろう

しかし、純粋に死にたい
なんてこと本当にあるのだろうか

動物は生きるために生きている

人間もまた、動物であることには変わりはない

動物の本能で考えると
死にたいなんてことはなかなかないだろう

しかし今、死にたいと思っているのもまた事実

人間は賢すぎる
だから無駄に考えてしまう
もっと動物的に何も考えずにただ食べ、寝て、排泄し、動き回る
ということができれば良いなと常々思う

死にたいと思うとき
同時に、本当は生きたくて、誰かに助けてほしくて、自分は孤独で、誰からも必要がなくて、死にたいけど本当は幸せに生きたかった

そう感じる

本当に死にたくて死ぬ人間なんていない

生きたいけど死にたいのパーセンテージが高くなってしまい、正気を保てなくなった結果…

誰か助けてほしい
神なんて存在しない
辛い
悲しい
助けて
逃げたい
消え去りたい
死にたい…

ずっとそんな気持ちを抱えるのは辛い

助かる方法があれば助かりたい

この世には色んな方法で
死にたいから生きたいにパーセンテージが動き、生きている人がごまんといる

今、死にたいと思っているならば、それも自分の今の気持ちなんだからその気持ちを無視してはいけない

無責任に生きろなどとは言わない

しかし
生きたいにパーセンテージが傾き、今よりも生きやすくなる方法がこの世にはある
ということを頭の片隅に入れておいてほしい