圧搾法について
圧搾法
柑橘系の果実の皮から抽出する方法です。
ベルガモット など
日本の柑橘 ゆず などです。
圧搾法の仕組みは非常にシンプルです。
①レモンやオレンジなど、柑橘系の果実の皮を押しつぶして精油を集めます。
②果皮と果肉を分けた後、ローラーや遠心分離器などを使って分液精製などの作業が機械化されています。
ご自分でミカンを食べる際に手がベトってしてみかんの香りが手に付きますよね?それが、エッセンシャルオイル(アロマオイル)なのです。
かんきつ系の果物にある油胞(精油を蓄えている部分。袋状)は、
他の植物ハーブ、花と比べると非常に大きいので、圧搾するだけで
アロマオイル(エッセンシャルオイル)を抽出することができるのです。
昔は、果皮を手で潰してオイル成分をスポンジに吸わせて採取して集めたり、漏斗のような道具を果実に押し当てて絞る「エキュレル法」を用いたりして、すべてて人間の手作業によって抽出されていましたが、
現在は、ローラーで圧搾し、遠心分離器で精油と果汁を分離する「低温圧搾」という方法が一般的です。
この採取方法の圧搾法は、他の植物の採取方法である水蒸気蒸留法とは違って熱を加えないまま採取するので 熱による影響を受けませんのでデリケートな繊細な成分にダメージがなく採取できます。
香りも果物そのものを連想できるようなフレッシュな香りをダイレクトに感じることができます。これは、柑橘系アロマオイルの素晴らしいメリット・長所でもありますが、
デメリット・短所としては、加熱されていないので酸化しやすいことです。開封後の使用可能期間が短いです。
個体差、使用するオイルの保存環境でも若干の差はありますが、
開封後6ヶ月以内に使い切るのが望ましいです。
あくまでも目安です。
夏場と冬場での6ヶ月は、酸化の進み方は違いますので
判断方法としては、
開封したときのフレッシュないいかおりと感じたときの香りと
嗅いでみて???と感じたら 使用NGです。
柑橘系アロマに含まれている成分リモネンは、いろいろなシーンで活躍します。
例えば、キッチン回り。
コンロやレンジ内の油汚れに効果を発揮。
こびりついたシールを剥がす。
油性ペンやクレヨンの落書きなどもきれいに落とすことができます。
アロマは、香りを感覚的に楽しむことだけでなく
エコロジーの地球に優しい生活を実践するための便利グッズにもなります。
生活への取り入れる具体的な方法は、また別の記事でご紹介しますね。
福岡県北九州市のアロマスクール
ペニープライスアカデミー日本校(運営会社 株式会社ティリィア)
代表 塩田知恵子 (Chieko Shiota)
多くの人にアロマセラピーの楽しみ方や使い方、アロマオイルの原料となる植物の産地の様子などをご紹介するYouTubeチャンネルもございます。
よかったらこちらもご覧くださいませ。
「ティリィア ペニープライスアロマスクール通信販売」
https://youtu.be/fWiC8KVeDeg
株式会社ティリィアはイギリスのオーガニックアロマオイルメーカー
「ペニープライス社」の日本総輸入元です。ペニープライス社のアロマオイルは、ATC認定(アロマ協議会)ソイルアソシエーション認定(英国でのオーガニック認証)を取得し、ロイヤルベビーのケアに英国の数あるアロマブランドの中で唯一選ばれました。品質への信頼の証でございます。
ペニープライス女史は、
著名なアロマセラピストであるシャーリー・プライス、レン・プライスを両親に持ち、 英国ロイヤルファミリーから絶大な信頼を受けているアロマセラピストのパイオニアです。