木のおかあさん
いってきますー!と、言いながら
もう顔がにやけてしまうくらい
「やったー!息ができるー!」
と、大雨の中でもわくわく。
行き先は、
数年ごとに
なんとなく会いに行きたくなる
「夫婦大楠」(樹齢900年でもともとは二株だったものが一株になり、御神木となっているそう)
はじめて来たのは、
今はもう会う事もないあの人達と一緒に。
今はいない恩師や亡き父、
かつての恋人とも(苦笑)、
ひとりで来たのははじめてでした。
そっと幹に手を触れると、
いろんな想い出がわ~っと蘇ってきて
「ぜ~んぶ ここから見てるよ
ぜ~んぶ 知ってるよ」
と、言ってくれた気がして、
涙があふれてきました。
いつのころからか、
わたしには「ほんとうのお母さん」
がいると思いはじめました。
太陽や、地球、植物やちいさな虫までも創り出した
おおきな、おおき~なお母さん。
そして「おかあさん」はいつもそばにいて、
一方的に話しかけたり
本気で怒ったり、
いつもそばに感じていたのに、
最近、お話しもしなくなっていたなぁ
と思っていたら
「忘れてへんで、またおいで。」
と、ささやいてくれました。
すぐ近くにかわいい公園を見つけました⛲
チェリーセージ畑
ギョリョウバイ
ローズリーフセージ(?)
地元の小学校の子どもたちが作ったハーブ園。
ギンヨウアカシア
その名も
「香りの公園」。
貸し切りにしてくれてありがとう。
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