星の学びは
自分の根底にあるものと深く出会っていく
それは時に驚きであり
喜びでもあり・・
私には2人の師がいます
そのどちらの先生に対しても
とても尊敬しているし
出会えて良かったと心から思っています
占星術は数学のように決まった回答がある訳ではありません
占術家それぞれの感性で、象徴としてあるものを
どう捉えてどう感じるのか?で、見えてくる景色が変わってきます
そのどれもに不正解はなく
色々な捉え方に触れる度に、より深く根底に流れるものに出会っていくような感覚があります
ですから、私は師が複数いるということは
悪くないな・・と思っています
ジャッジをしないで、リスペクトの気持ちを持つということは
忘れてはいけませんが・・
先日
星読みmomneさんというかたに
2022年の年運を読んでいただきました
そこでまた・・
ああ・・こんな感じ方もあるんだなと感じ入り
自分の感性とも繋がり
また一つ自分の本質を大切に感じることができました
例えば「金星」
鏡リュウジさんの書籍の中で
さまざまな時代や占術家の金星の解釈について触れています
金星は
「愛と美の象徴」として捉えられることが多いと思いますが
古代ギリシャの時代にさかのぼると
「欲望とエロティック、母性と養育者、持ち物が増える、アクセサリーの購入、
趣味の良い芸術、和解、結婚、音楽、メロディ」など・・面白い!
17世紀の占術家のヴェッテスは
「穏やかで訴訟をしない、口論やいがみあうことをしない、陽気で愛することに熱中し、音楽が好きで仮面舞踏会や舞台劇を楽しむ」なんて表現に・・
20世紀のM.ホーンという人は
「調和とユニゾンと関係性」
リズ・グリーンは
「美、喜び、愛されることによる強烈な陶酔」
色々な表現で面白いし、時代を象徴しているな〜と思いますが
その根底に流れる気持ちとしては、何ら変わっていない
胸をときめかせて、美しいものや愛あるものを喜び楽しむ
私の金星は4ハウスにあります
4ハウスって、自分の基盤となる部屋で
家や家族など、自分が落ち着けるような場所や関係性
あるいは、自分の内側を感じられるような安心できる環境など
そして私の金星は「ノーアスペクト」といって
他の天体と繋がりを持たないので
4ハウスという落ち着ける場所で
何の影響も受けずにそのままの感性で存在しています
例えば、私は音楽がとても好きです
音が好きと言ってもいいかもしれません
音叉の響きなど、体の内側に響いてくる感覚を受け止めるということも好き
音楽から慈しみや愛が溢れてくるような感覚に繋がっていくことも良くあります
また、推しメン活動(笑)
米津玄師くんに夢中になることが
人生に彩りを与えてくれるように感じたこともあります
でも、そんなこと全部・・
じゃあ、音楽家になろうとか、実際に愛に奔放に生きるとか
そういったことには繋がらないのです
4ハウスという、自分の内的な場所で楽しんでいる
あるいは、内側に響かせる感性に富んでいる
そしてひたすらに、穏やかに争うことなく生きたいと願っています
星読みmomneさんが、感じていくれた私の金星
それを受け取った後に
自分なりの金星を感じる中で
色々なものが繋がって、より深く自分の金星を理解することができました
こんな風に
色々な方の解釈を聞くことで、自分の解釈もまた深まる
占星学は、なんて奥深くて、素晴らしいんだろうと
また一段と好きになり、学びを深めていきたくなります
そして
自分の星を知っていくと
自分のことも愛おしくなっていくのです
そして、またお一人
尊敬できる占術家が増えました
星読みmomneさんの綴る言葉は
讃美歌のように美しかったです
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?