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書店の存在意義とは

先日、150年続いた書店が休業するという
ニュースを目にした。
森鴎外が通った歴史ある書店だったらしい。

その書店に行った事はなかったが、なんだか
寂しい気持ちになった。

休業が決まってから、来店客が増えたと聞き
何だか皮肉だなぁ。

今は、インターネットで簡単に本が注文できるし
すぐに届き、便利でありがたい!
私も、よくネットで本を注文する。

しかし、ネットでは味わえないリアル書店の良さもあると私は感じている。
特に目的もなく、書店の中を歩きながら思わぬ
偶然の本との出会いがあるのが、書店の良さでは
ないだろうか?

20代の頃に、どうしようもなく落ち込み苦しむ
事があった。
「もう、何もかもおしまいだ」
「私の人生終わった」
「自分はダメな人間だ」
そんなことばかり考えていた時に、何気なく
入った書店でふと目に入ってきた本が

【あなたは絶対!運がいい】
浅見 帆帆子 著


考え方を変えてくれた愛読書


タイトルに惹かれて、何かに押されるように
気が付けば購入していた(笑)
しかし、読み進めていくと止まらなくなり
あっという間に読み終えたのを覚えている。

この本では
「自分の心の持ち方1つで人生は思い通りに
進むようになる」
「精神レベルが上がると、欲しいものが向こうから近づいて来る。タイミングが合うようになる」
夢を叶えるには「仕組みとコツ」
プラスのパワーをたくさんためる方法を
分かりやすく教えてくれている📕
最初は「ホントに?そんな簡単に変わるかな?」
と、疑っていた私。。

でも、せっかく買ったんだし!読んだし!
試しにやってみよう!
と、本に書いてある内容を実践してみた。
具体的には
・その時できる事をやったら不安な事は考えるのをやめる。
・余計な心配はしない
・プラスのパワーを増やすために行いを良くする
・自分の理想を毎日書く又は言う
などなど。

実際に、その当時どうしても入社したい会社があり、でも求人の募集はしていなかった。
しかし、あきらめずに毎日
「〇〇会社に絶対に入社できる!入社したい!」と人に言ったり(今思えば、変な人だったかも笑)ノートに書いたりしていた。

すると、数ヶ月後に人づてに
「面接受けてみる?」
という話になり、とんとん拍子で入社が決まった!
しかも、私の希望していたポジションで!!

この事をどう捉えるかは人それぞれ。
でも、私はその時
「本当に、プラスのパワーってあるんだな」
と、気付き今でも自分の行いを振り返る時があるし、何か悩みや立ち止まった時に必ず読み返している。

こういう、偶然に一生愛読書になる本との出会いがあるから、書店巡りはやめられない😊

ニュースで見た書店は「閉店」ではなく
「休業」と言われていたので、いつか再開される事を願っている✨



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