
《2CS全勝優勝》【召喚ドラグマ】を使いこなす
お久しぶりです。アロマです。
今回は デッキビルドパック-ジェネシス・インパクターズ- で登場したカード「聖魔の乙女アルテミス」で大幅強化された【召喚ドラグマ】デッキについて詳しく解説出来ればと思います。
今回の構築にも使用されている【ドラグマ】要素につきましては、以前のnoteで詳しく解説していますので、【ドラグマ】がどんな動きをするのか分からない。という方は、是非前回のnoteも併せて読んで頂けるとより理解が早まります。
私の構築ではいつもの事ですが、今回も先攻・後攻のどちらでも安定して戦える構築になっております。『【召喚ドラグマ】を組んでみたけれど、あまり勝てない。』『【召喚ドラグマ】を相手にするとなかなか勝てない。』『【召喚ドラグマ】ミラー対面が難しくて分からない。』そんな経験のある方は是非一度、読んで頂きたいです!
1.構築
2020年9月29日のOCSで7勝0敗の優勝をした構築になります。
そして、2020年10月10日の朝霞CS2人チーム戦で9勝0敗の優勝をした構築になります。
2.このデッキの強み
【召喚ドラグマ】デッキの強みは、安定感と爆発力。これに尽きます。
まず、【召喚獣】要素ですが、1枚初動で尚且つ専用サーチカードも存在する。という安定感を持ちながらしっかりパワーも持ち合わせている優秀なテーマです。
「召喚師アレイスター」で「召喚魔術」をサーチ、さらに「聖魔の乙女アルテミス」を召喚。「召喚魔術」を発動し「召喚獣メルカバー」を召喚。「召喚魔術」の効果で「召喚師アレイスター」を手札に。といった流れで後続を確保しつつ、強力な制圧効果を持つモンスターを召喚する事が出来ます。
ですが、この【召喚獣】要素には弱点がいくつかあります。
・初動の枚数が足らない事。(「召喚師アレイスター」「暴走魔法陣」「テラ・フォーミング」の合計7枚のみです。)
・召喚権での攻め手しか無い為、相手の妨害を乗り越えられない事。
・流行りの「アーティファクト-ロンギヌス」や「次元障壁」に弱い事。
・序盤で相手のライフポイントを取り切る事が出来ない事。
これらの弱点を解決するのが【ドラグマ】要素になります。
・初動の解決。「召喚師アレイスター」が無くとも【ドラグマ】要素だけで十分デッキとして成り立っており、「召喚師アレイスター」を引くまでの時間を稼いでくれる。また、どちらからでも互いにアクセス出来る「ルドラの魔導書」による解決。
・召喚権を使わないで動ける為、相手の妨害を乗り越える事が出来るようになる。
・流行りの「アーティファクト-ロンギヌス」や「次元障壁」を発動されても問題無く動く事が出来る。
・場にエクストラデッキから出たモンスターが存在する場合、「教導の聖女エクレシア」1枚から合計5000打点を用意する事ができ、「召喚師アレイスター」と組み合わせると1ターンで合計8500打点を作る事が出来る為、序盤でも相手のライフポイントを取り切る事が出来る。
これらの相性の良さが【召喚獣】要素を引き立たせており、安定感と爆発力を生み出しています。
3.展開パターン
まず、先攻・後攻の選択権があれば先攻を選びます。
先攻で目指す盤面は、フィールドに「召喚獣メルカバー」「教導の聖女エクレシア」「ドラグマ・パニッシュメント」、手札に「教導の騎士フルルドリス」です。
これに追加で手札誘発や罠カードを用意して戦っていきます。
展開パターンは1つだけなので覚えるのも簡単です。
初手「召喚師アレイスター」+「天底の使徒」
「召喚師アレイスター」で「召喚魔術」を手札へ。「召喚師アレイスター」を素材に「聖魔の乙女アルテミス」をリンク召喚。「召喚魔術」を発動し、墓地の「召喚師アレイスター」とフィールドの「聖魔の乙女アルテミス」を素材に「召喚獣メルカバー」を融合召喚。「召喚魔術」の効果で「召喚師アレイスター」を手札へ。
「天底の使徒」を発動し「灰燼竜バスタード」を墓地へ、「教導の聖女エクレシア」を手札へ。「教導の聖女エクレシア」の効果で特殊召喚し「ドラグマ・パニッシュメント」をサーチ。「ドラグマ・パニッシュメント」をセット。エンドフェイズに「灰燼竜バスタード」の効果で「教導の騎士フルルドリス」を手札へ。
この展開では、「召喚獣メルカバー」「教導の騎士フルルドリス」「ドラグマ・パニッシュメント」での3妨害+「ドラグマ・パニッシュメント」の効果で落とす「旧神ヌトス」の合計4妨害を作る事が出来ます。
この展開パターンから、状況に応じて盤面を作っています。
4.プレイで気をつける事
ここから先は
¥ 600
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?