36歳、独身。未来のために卵子凍結を決意しました⑤衝撃事実発覚
いよいよ月経が始まりました。卵子凍結をしたい周期の月経がきたら月経2日目か3日目にアプリですぐに受診の予約を行いました。加藤レディスクリニックでは低刺激周期の採卵をしているとのことでしたので、薬のみ処方されました。一方他の病院では高刺激や中刺激もあるようですので、どういった病院を選ぶかは相性と目的次第かと思います。
いつ始まるかわからない月経で、突然月経の2日目や3日目に会社を休んで診察に行くのは、働きながらですと時間調整が大変です。また、体調的にも一番絶不調なタイミングですので、腹痛と体調不良、イライラで体を引きずりながら、気持ちを奮い立たせて受診しました。
衝撃事実！ AMH値 0.714
AMH値とは血液検査で卵巣に成長途中の卵子がどれだけあるのかを示すものです。AMH値が低いと卵子の数が少なくなってきているということであり、採卵しても取れる個数は少なくなってくるのです。そのため採卵を何度かしなければならないこともあります。また、排卵誘発に反応しないことも多くなります。
36歳の中央値は２.５くらいとも言われていますが、私の場合は大幅に下回り、４０代後半に近い数値でした。この結果を受けて、医師から「1個採卵できればいい方だね」と言われ衝撃を受けました。採卵や凍結、保管には何十万円というお金がかかります。もし１個しか採卵できなかったとして、その卵子が凍結できる状態のものか。凍結できたとしても、その卵子で妊娠できる保証はどこにもありません。私はこのまま採卵をするか、治療を中止するか採卵日まで毎日悩み続けました。
同時に、どうしてもっと早く、せめて30歳位になった直後位には、AMH値検査を受けていなかったのかと後悔しましたが、失った卵子は戻ってこないですし、もう時間は戻せません。しばらくとても落ち込みながら、働いていました。
次回、採卵前検査編
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⚠️この記事は卵子凍結・保管への理解向上のため、グレイスバンクの提供でお届けしています
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