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不妊治療 その5
不妊治療のお話
約2週間後、検査結果が出たと言うのでクリニックへ。
この日は僕が仕事で行けないので、妻1人で。
結果からいうと、血液・精子・卵子、どれも以上なしでした。
この結果には二人共ホッとしました。
他の方の経験なども拝見していると、
結構不安になっていたので、一安心するとともに、
何も異常がなくても、妊娠するのって難しいのだなと
改めて命の神秘を感じました。
この検査結果を踏まえて、人工授精にGOが出ました。
次の排卵のタイミングを待って、精子を持ってクリニックに行くのですが、
朝に家で一人でするというのが、これがまた大変。
しかも、妻にいまから出すからと宣言してからするなんて。
もう羞恥プレイです。
我が家は小さい家なので、家の中のどこにいても気配は感じます。
いや、これはさすがに無理です。
なので、妻には朝食用のパンでも買って来てもらい
その間に済ます事にしました。
時間にしておおよそ30分。
いつもなら30分もあれば余裕?なのですが、
30分後に帰ってくると分かっていると焦ります。
この時はエッチな気分ではなく、完全な作業です。
刺激を与え続け、ようやく採取完了。
はじめから賢者タイムです。
採取容器に入った精子を、できるだけ暖かく保つために
タオルでくるんで、胸元で温めながら妻が帰って来るのを待つことに。
帰ってきた妻に容器を渡し、妻はそのままクリニックへ。
無事に人工授精は完了し、
数週間待機です。
※内容について、実際の治療や物事の順番が違う
場合があるかもしれません。
アラフィフの消えゆく記憶を手繰り寄せて書いているので、
温かい目で読んでいただけると嬉しいです。