至福の手帳タイムと手帳の中身について語る
私の手帳は、バーチカルタイプの「torinco11」
前回、「手帳大好きな私が、2年連続で愛用する手帳を語る」という記事で、高橋手帳から出ているtorinco11を愛用しているという記事を書いた。
満を持してこの手帳を選んだ理由や手帳を選ぶときの拘りはその記事に書いているので是非。
今日は、私がその手帳をいつどうやって使っているのかを書いていきたい。
手帳タイムの取り方
まずはそもそも、いつ手帳を書いているのか。
私は手帳を書く時間を【手帳タイム】として、最初から日常生活の中に入れるようにしている。
つまり、【空き時間に書く】わけではなく、【手帳を書く時間を予め作る】ようにしているのだ。
日々忙しく働いていると、やりたいことが終わってから、とか、空き時間ができてから、では、なかなか手帳を開いて思いを巡らせるには至らないので、最初からいつ書くのかを決めておくのはとてもおすすめ。
平日
月〜金曜まで毎日出勤する私の平日の手帳タイムは、ずばり朝。始業前だ。本当なら平日ゆっくり起きて手帳グッズだけを持って近所のカフェでのんびり書きたいところだが、毎日仕事に行かなければいけないので仕方ない。
具体的には、本来出社するべき時間の30-60分前には会社近くのカフェに着き、そこで手帳タイムを取るようにしている。
夜寝る前に習慣化させようと試みたこともあったが、元々どちらかというと朝型だということと、仕事から帰ってきて食事や入浴、家事やその他やりたいことをやっているとあっという間に就寝時間(就寝したい時間)になってしまう。手帳のために睡眠時間を削っていては日常の本末転倒なので、朝型にシフトした。
ちなみに朝早めに会社付近に着いてカフェでやっているゆる朝活については、こちらの記事で書いています🍀
朝早く家を出ると、電車がラッシュ時よりは空いていたり、時間に余裕があるので電車遅延に振り回されなかったりで、良いことづくめだと思っている。出勤する時間までと終わりが決まっているのと、場所代(カフェ代)を払っていることで集中できる。
休日
休日は私にとって、思う存分手帳と向き合えるチャンス。(我が家は子どもがいないのと、夫婦共に1人や友人との時間を大切にしたいタイプなのでできることかも。)
1人でゆっくりできる休日は、手帳とペンケースを持って、お気に入りのカフェへ。(机が広く、隣との距離があいているカフェが好きだ。)
ちなみに、カフェで手帳やノートを書くことを「1人合宿」と銘打っておすすめされているのが『自分を変えるノート術』という書籍。自分の考えや日々の記録を書くことが好きな人はきっと気づきがある本だと思うのでおすすめ。(「手帳・読書好きが薦める、「書きたくなる本」4選」でも紹介しています。)
毎週末、朝に余裕があるわけではないのだが、出先のちょっとした時間にカフェで手帳が書けるように、私は手帳を持ち歩くことも多い。中途半端に空いた30分を手帳タイムにするためにカフェに入る、なんてこともザラだ。
手帳に書いていること
前回の手帳に関する記事でも書いたが、私のバーチカル手帳の使い方はこんな感じだ。
デコレーションはほぼせず、文字をひたすら書いていくタイプ。
1週間の終わりにはA5サイズのノートの一面に文字が埋まる。
バーチカルスペース
◯朝の体重と1日の歩数
健康管理の一環で、体重と歩数を記録。(体重は結構な頻度で記録し忘れるけれど)
食事内容の記録を試みたこともあったが、面倒だったのと、記録をすると思うとジャンキーなものを食べることに罪悪感を感じるようになり、精神衛生上良くないので辞めた。一方で、歩数を記録することによっては、「記録するんだからもう少し歩かないと!」と前向きな気持ちで取り組めるようになり、向き不向きを感じる。基本的には書くことで前向きになれることを続けていきたいと思っている。
◯1日の簡単な記録
主に1日の良かったことを書き留める。大袈裟なことではなくて、「KALDIで買ったパスタソースが美味しかった」とか、「メルカリで洋服が一気に売れた」とか、「友人と会って楽しかった」とか、そんなこと。
そんなことだからこそ記録しておき、後で見返して小さな幸せとして噛み締めたい。「好き」「楽しかった」「美味しかった」を残しておくことで、自分の価値観や心地よい在り方を追究できると感じる。
◯支出
家計簿をつけない私にとっては、手帳の記録が家計簿代わり。
正直具体的な予算は設けておらずかなりどんぶり勘定なのだが、一応週末や月末には自分の支出額や買ったものを振り返るようにしている。
買ったものには自分の趣味や楽しさが表れるので、支出精査のためというよりはこれも自分の価値観や心地よい在り方の軌跡かもしれない。
右側のメモスペース
このスペースは、数あるバーチカル手帳の中でtorinco11を選んだ決め手の1つ。
罫線ではなく薄い方眼なのもかなりお気に入り。
1週間を通じて記録するものや、日時を問わず、思いついた時に書き留めておきたいことを書いている。
◯ハビットトラッカー
習慣化したいことを書いて、できたら●をつけるようにしている。
1年以上継続している項目もあれば、その時によって変える項目もある。
私はハビットトラッカーのおかげで、「手帳に●つけられるようにやらないと」という意識が強く芽生え、ダイエットや睡眠時間の管理などにかなり役立っている。
◯週末やりたいことリスト
その日のことはその日のスペースに書くけれど、「週末やりたいこと(やるべきこと)」は毎日思い付いたり思い付かなかったり。思い付いた日のスペースに書いているとバラバラになってしまうので、思い付いたタイミングで書くようにしている。金曜日に土日のスケジュールを考えるのも楽しみの1つ。
◯1週間の振り返り
その週全体の振り返りや特に印象に残っていることを記録。
「仕事が忙しくて全然自炊ができなかった」など、少しネガティブなことを書くこともあるけれど、どうしたら解決できそうか、来週以降はどうするのかも考えておくようにしている。1週間を振り返って、それを踏まえて翌週の動きを考えるようにすることで自然とPDCAサイクルが出来た気がする。
まとめ
以上が私の手帳タイムの取り方と、手帳の中身だ。
手帳タイムの時間帯は人それぞれ異なると思うが、私は頭が冴えていてリミットも決まっている朝が断然おすすめ。
1日や1週間を前向きに、計画的に始められるようになったと実感している。
書くだけでも自分の気持ちや状態を俯瞰できるけれど、それを振り返ることで自分の変化や成長、価値観なども明確にできると思う。
手帳は本当に奥が深い。
私はどんなにデジタルが進んでも、紙の手帳は手放せないと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?