見出し画像

DINKsあるある?子どもについて聞かれたら

はじめに

今年30歳になった私は、2歳年上の夫と結婚して数年。
私はいわゆる「DINKs(Double Income No Kids/選択子なし)」だ。
子どもを諦める年齢ではないが、私がこの先出産をすることはないと思う。

私は実は高校生くらいから、「子どもはいらないな」と思っていた。複雑な家庭で育ったわけではないのに自分でも何故だろうと思うけど、正直結婚すら別にしなくても良いと思っていた。(その考えも20代後半以降も変わらなかったが、縁あって夫と結婚することになった)

DINKsを選んでいる理由や自分の価値観・日頃考えていることはマガジン化
してまとめているのでぜひ↓ 
(同じ価値観の人が周囲にはほぼいないけど、DINKsに関する記事は他の記事よりも反響が大きいので、実は結構DINKs派いるのかな〜と思っています)


私はDINKsであること・子どもを持ちたくないという自分の価値観に何の後ろめたさも恥ずかしさも感じていない。
が、世の中的には超少数派に分類されると実感することは多い。(特に女性の中では)

その証拠に、SNSでは毎月のように誰かが出産報告(とか父になった報告)をしているし、毎週末には多くの友人が育児記録をあげている。(本当に少子化なのか?と思うくらい!)
結婚数年目でお互い仕事も安定しているとなると、「子どもの予定」の話題になることも多い。
少し知識があれば自然妊娠・無事に出産することが奇跡だということや、今はそのために治療をしている人も多くいることは分かるだろうから、本来そんなことを他人に聞くべきではない、というのが私の根本的な意見ではあるが、今はそれは置いておき。(実際、DINKsを選んでいる私はその話題で”傷つく”ということは一切ない)


相手に悪意や詮索の意図のない「子どもはいつ頃??」という質問


「そろそろですかね〜」「そうですね〜〜」と躱わすのが安全とも思いつつ、中途半端に「今後子どもを持つ意思はある」と思われてしまうと、いつしか「子どもできないのかしらね・・・」と思われてしまう可能性がある。こちらが否定するタイミングもないまま。

「そこまで誰も気にしないだろ」と思う人もいるかもしれないが、人のちょっとした悩みや不幸は影で噂になりそれが勝手に尾鰭をつけて広がっていく、というのはこの話題じゃなくても十分あることだ。

まあそれでもそんな勘違い、どうでも良いわけだが(笑)、でも良い気分ではない。変に同情されるもの嫌だし。

なので、私は基本的には正直に「自分は子どもを持つつもりはない」と伝えるようにしている。
「いつかは〜」とか「授かりものだから何とも〜」みたいな曖昧な言い方は避け、「夫婦2人暮らしの生活を希望している」と伝わるような言い方を心がけている。



私の切り返し方

第一声の切り返し

場面や相手にもよるけれど、「私はDINKs派なんですよね〜」「私は子どもは考えていないんですよね〜」と第一声でなるべく柔らかく、でもはっきりと伝えている。

「DINKsとは?」となる人も多いので、意味を伝えつつ、「ダブルインカムで、夫婦2人で生活すること」という言葉を使っている。何となく、経済的な余裕を想起させるからだ。



1番大事なのは「次に何を言うか」

個人的に、「子どもを持つつもりはない」と伝えることよりも、次に続く会話をどのように繋げていくかの方が大切だと思っている。

何故ならほぼ100%の人が、驚いた様子で理由を聞いてくるからだ。

私からすれば、「逆に何で世の中の全員が子どもを持ちたがっていると思うんだよw」という感じだが、流石にそんなことは言えないので、自分がいつも考えているDINKsでありたい理由を冷静に、でも暗くならないように伝えている。


具体的には、

①時間・お金・体力をコントロールして、余裕を持ちたい

これは、意外と子どもを持っている人に納得してもらえる感触がある。
起床時間・就寝時間はもちろん、食事や入浴、仕事の時間もある程度は自分で決めたいということや、自分で稼いだお金は自分のために使いたいことを伝えると、それを真っ向から否定してくる人はあまりいない。

※ここには詳しく書きませんが、この辺の考え方はこの記事に書いています↓


②自分が「ワーママ」になれる気がしない(かと言って専業主婦にもなりたくない)

これは「何とかなるよ!」と言う「先輩ママ」が結構いるが、その時は①の話に戻るようにしている(笑) (ちょっと性格悪いか?)

「自分が一生懸命頑張って何とかする」というのは私の理想ではなくて、私は「自分でコントロールして自分が心地よい生活をしたい」のだ。はっきり言って、毎日育児と仕事追われて奔走する日々なんてまっぴら御免だ。育児中は給料も下がる可能性が高いし。(これは言いにくいので、①に戻るわけだ)

仕事の前後に保育園の送り迎えがあったり、仕事中に呼び出しがあったり退勤時間が決まっていたり、帰ってからも色々な「育児業務」があるなんて私には考えられないし、できない。

ちなみに相手が「先輩ママ」であるときは、最後には「それを毎日やっているなんて本当にすごい。自分のキャパじゃ絶対できないよ〜(”絶対無理”というと否定的な言い方になるので注意)」と言うと最後は丸く?収まる(笑)


③子どもがそこまで好きではない
これは人によると思うが、正直私の性格を知っている人で、私のことを子ども好きだと思っている人は皆無だと思う(笑) 

なので、分かってくれそうな人であれば、「そもそも自分は子どもがそんなに好きではない」とサラッと伝えるようにしている。

子どものいる人にこれ言ってもいいのかな?と感じる人もいるかもしれないけど、そんなの人それぞれの価値観なので問題ないと思う。言い方さえ気をつければ。(そんなこと言い出したら、人の好きなものや人が持っているもの全てに自分の価値観を迎合させないといけなくなるので)

また、私の場合は、「元々結婚願望すらなかったので〜」ということを伝えることも多い。既婚・未婚の選択すら、今は価値観が多種多様なのだということを暗に伝えたいからだ。(伝わっているかは不明)



最後に

以上が、子どもの予定について聞かれた時の私の切り返しと、その考え方だ。

私にとっては、「時間」と「お金」に余裕を持ち、それを自分のために使うというのが人生の最優先事項子どもを持つことで、自分が1番大切にしている価値観が脅かされるとすら思っている。

細かい話は上記で紹介した別の記事に書いてあるので是非読んでいただきたいです。(書き出すと止まらないので笑)


ちなみに、私の上記のような返答に、

「珍しい」
「自分の子どもは格別」
「(時間とお金がかかる時間は)あっという間」
「夫婦2人じゃ飽きる」
「子どもがいるから頑張れる」
「子どもがいるからできる思い出もある」
「少子化に貢献していない」

という意見もあるかもしれないし、実際に私も、一部同じようなことを言われた経験はある。(※相手に悪意はない)

ただ、これらの質問に対しても、(はっきり言い返すかは別として、)私の中では明確な答えがある。だから、仮に言われても動揺することはないし、自分の価値観を恥じることもない。

もし機会があれば、これらについても書いてみようと思います☘️
(もし書いたとしてもかなり尖った内容になりそうなので公開方法は検討・・・笑)



最後までお読みいただきありがとうございました!
いいねの♡、とても励みになりますので、もしよろしければお願いします^^

いいなと思ったら応援しよう!