見出し画像

ライスワーカーが必ず年度末にやる2つのこと

大手金融機関に勤めて8回目の年度末を迎えようとしている私。
今は転職なんて当たり前という風潮があるが、何だかんだこのままいけば新卒から、1社でまるまる8年間働いたことになる。

そんな私だが、今の仕事や会社は大して好きでもなく楽しくもなく、「仕事=お金を稼ぐ・生きていくため」と割り切っている完全な「ライスワーカー」だ。

そりゃ好きなことで生きていければ幸せだろうけど、私には大して好きなこともないし、仕事や会社が大嫌い!というわけでもない(※好きではない)ので、今の年収(額面で約900万円ちょい)をおいそれと捨てる気は全くない。

もちろん仕事をどうでも良いと思っているわけでもなく、それなりにキャリアアップしたいと思いながら働いている。(今の年収は、まさに昇格試験に合格して今年度から昇格したおかげ)

そんな大したモチベーションもなく働いている会社員の私だが、モチベーションをかろうじて保つことと、環境整備のためにこの時期必ず2つのことを行なっている。「この会社で働いていることに大きな意味はない」という会社員の方に少しでも参考になれば。



①お金のPDCA

元々貯金が好きでもあり得意でもある私は、元々毎月収支と全財産を把握するということをやっている。
だが、年度末には、総まとめとして①1年分の収支と現在の全財産の把握と、(次年度も今の会社で働いた時の)②1年間の資産形成のざっくりとした計画を立てるということを行なっている。

・どれくらい稼いだのか
・どれくらい使ったのか
・どんなものにお金を使ったのか
 (旅行代や比較的高額の買い物を振り返る)
・来年度はどういうことがやりたいか
 (行きたい旅行先や家族のお祝い事)
・そのためにはどれくらいお金が必要そうか
・毎月の資産形成はどれくらいが良いか
 (今年度はやり過ぎた?それとももっとできた?)

などなど、金額だけではなくその中身まで見て、どんなお金の使い方が有効だったか、逆に高額な無駄遣いはなかったかを振り返る。

これは、自分の収入やお金の使い方を諌めたり反省したりしたいわけではなく、次年度も前向きに働くためにやっていること。

会社も仕事も決して好きではないが、資産を増やしたり自分にとって有意義なことにお金を使えるのは、今の会社で働いて、給料をもらっているから。

もちろん犠牲にしているものもあるけど(笑)、ひとまず1年間できたことに目を向け、そして来年度やりたいことを考え、「よし、とりあえずは今の会社で引き続き頑張ろう!」と思う。(とりあえずは、というのが大事)


年度末には社会人8年目の給与・資産形成についてまた記事を書こうと思っています。(⇩は昨年度末に書いたもの)


②年度末面談の準備

会社員は、基本的に部署異動や一緒に働く人を選ぶことができない。
私の場合、すべての部署を把握している人はいるのか?と思うくらいに大きな会社で働いているため、正直自分の希望通りの人事異動が実現するとは全く思っていない。(まあ希望とかないんだけど)

しかし、年に3回(年度始・年央・年度末)所属長と行われる「面談」では、「思っていることを全て言う」と決めている。

言いたいことを言って評価が下がる可能性もあるのは重々承知だが、空気を読むことで失うも大きいと思うし、自分が思っていることを我慢するのは自分の人生に対する責任放棄とすら思うので、とにかく言いたいことは言う!

ただ、丸腰で行ってもうまく伝えられないことが容易に想像できるので、1年間の振り返りや思っていることを整理した上で臨むようにしている。

自身の成長したところや課題点を具体的な事例も踏まえてピックアップしておくのはもちろんだが、不満も細かく書き出す。必要があれば、具体的な人の名前も挙げる。もちろん話す内容は取捨選択するが、「自分が何に不満を思っていて、少しも改善されないなら退職も考えている」くらいのことは言えるようにしておく。


「いち平社員のワガママに付き合ってられない」
「それくらいのことは皆んな思っている」
「そういうのを我慢して働くのが社会人」
という意見が出てきそうなことは想像に容易いし、私自身にも少しはそういう気持ちはある。何といっても古い金融機関で何だかんだ8年働いているしね。

だから、前述の通り、話す内容は取捨選択するのだ。
30歳にもなれば、それが自分勝手なワガママなのか、それとも労働者として正当な意見であり要求なのかはさすがに判断できる。
私が自分に問いかけるのは、「その不満を来年度も抱えて、あと1年また働ける?」ということ。
答えが「NO」になるのであれば、それはきちんと主張するべきだと思う。




もう少し綺麗にまとめたかったけど、時間が足りなさそうなのでこの辺で。

いいなと思ったら応援しよう!