DeFiにおけるRugリスクの見極め方 　No. １

このnoteでは、

（１）主にBSCにおけるDeFiでの取引をすでに行っている中級以上の方

（２）魔界における草コインで一攫千金を夢見ている方

を対象としています。DeFiではRug Pull＝運営による持ち逃げ　が横行しており、DeFiって？という方は草は触らないことをお勧めします。初心者の方はPancake Swapで地道にCakeを焼きましょう。この記事を書いてる現在で1 CAKE=40.573USDですが100ドル到達は数ヶ月以内に起きてもおかしくないと思っています。堅実にいきましょう。あくまで魔界（草コイン）はパチンコのようなもので遊び金で遊ぶべきです。DYORでお願いします。

さて本題の魔界草コインにおけるRug Pull銘柄の見分け方を5つ紹介します。

（１）　Overall appearance （全体の見た目はどうか？）

UI/UX＝デザイン性はどうか？
→今のところ、おしゃれ、かっこいい、かわいいは伸びやすい傾向にあります。逆にダサいサイトはスキャム（Rugを喰らう）の可能性が高くなります。ここはパッと見た目での判断で良いです。

独自性はあるか？
→基本的にPancakeSwap（以後PCS）をパクったものが横行しています。ひどいのだとロゴと色と文字を変えただけのものも。。BRIZZARDは結構期待してましたがPCSパクリで作られてるサイトだったのも影響してか伸びませんでした。。

情報へのリンクは充実しているか？
→PCSだと画像のように情報が多く公開されています。Contractはもちろん、SNSのリンクやホワイトペーパーのリンクは必ず確認したい。（PCSはV2移行中で一時的に見れなくなっています。）

中でも特に重要なのが、

急造のサイトになっていないか？

→この点は非常に重要で、Rugを計画する詐欺師は「バレる前に騙しとらなければならない」ことから短期決戦で草コイン投資家を騙そうとしてきます。HPやツイッターアカウントもなければテレグラムのみというものがあればスキャムの確率が非常に高いので投資しないことをお勧めします。
＊スキャムは12時間以内にRugが行われる可能性が90%以上だそうです。

ここで有効な見極め方法をお勧めします。

通常、素晴らしいプロジェクトというものはローンチ（売買開始）前から長い時間をかけて入念に準備を行います。HPの構築は非常に手間がかかるものですから、今投資しようとしているプロジェクトのドメインの登録日を調べることが有効な方法になります。お勧めはここのDOMAINTOOLSで、ここに調べたいHPのアドレスをコピペすると添付の画像のようにいつ登録されたものか分かりますので、ローンチ直前に登録されているようなものは非常に危険といえます。

（２）　Social Media（SNSの運用状況はどうか？）

これらはとても簡単です。チェックすべき項目は、

A, ツイッターのフォロワー数が少ない（50以下は危険）
→　個人的感覚ですがアカウント開設して1ヶ月以上で50以下のプロジェクトは危険。
B, ツイートが少ない。PUMP, MOONなどしか書いてない
→　プロジェクトについて具体的なツイートがないものは危険です。
C, フォロワーはBOTや架空のものばかりではないか？
→　数十ドルでフォロワー数百人のアカウントが購入できる時代です。フォロワーの数で判断せずにフォロワーの中身も確認しましょう。

さて、次に最も重要な項目です。

（３）　Contractを確認する

まず、ContractはBscScanから確認します。例えばクセの強い銘柄のMoonBoysを例に見てみましょう。

MoonBoysのContract

まず注意すべき点は、Contractのところに緑のマークがついているか？です。

緑のマークがついているものはVerified＝検証済みということですが気をつけないといけないのは、検証済み＝これだけで安全といえない といことです。このVerifiedが意味することは実際に使用されているContractと相違がないですよ＝本物ですよ という意味でしかありません。そしてVerifiedの中にも、
・Exact Match　＝　完全に一致　
・Similar Match　＝　大体一致
と注意書きがあるので注意が必要です。

実例としてVerifiedがついていてRugが発生したケースはたくさんありますので安心してはいけません。

今回はここまで。次回はさらに重要なMint機能の見方やDeadアドレスとは？？を解説します。

参考になった方はCAKEを贈ってもらえると泣いて喜びます！
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