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フィリピン人従業員さんのお宅でフィリピン料理を味わってきた⑦ うまいけどカラダにキビシイ食べ物 チチャロン⑵

最近は税関の規則が変わったため、なかなかお目にかかることのができなくなったチチャロンのはなしです。チチャロンスナック菓子としてドン・キホーテなどで見かけて購入することができるのですが、自宅で油で揚げてパフされた、さっくりパリのチチャロンのうまさには足元にもおよびません。その自宅で揚げるチチャロンの調理前のものをアンタラと呼ぶそうなのですが、どうも、豚の皮を茹でて、干したのかドライにしたもののようです。じゃあ、このドライなアンタラをつくってしまえばいい、ということで生の豚の皮を探して買ってきました。

冷凍の豚の皮

先ずは、この大きな巻物のようになった豚の皮を細かく3センチくらいの大きさになるように切っていきます。キッチンバサミでわしわし、と切っていきます。豚の皮の裏についているラードが手べっとりするので、持ち手が滑ります。またハサミもべっとりで切り始めてすぐに切りにくくなります。しかし、あきらめないことが大事、乗り始めた舟、最後まで切り終わりました。そして、おそらく茹でる必要があるのだと思います。鍋で湯を沸かし塩を3パーセントになるようにいれ、茹で始めました。10分くらい茹でたのですがどうも柔らかくなったような感じがしません。
そうだ!と圧力鍋、プレッシャークッカーを利用することを思いつきました。調理開始!しかし、圧力鍋を悲しいかな、使ったことがないのでとにかくこのロックがかかる蓋を閉めて火にかけました。
使い方合っているのかな?
シューシューと音を立てる鍋を見て「破裂はせんよね」と不安に感じながらちょっと離れたところで蓋が飛んでさけられるように見ていました。5分間ぐらいで様子見で開けてみると、おお、しっかり火が通っているようです。

透き通っているようにみえませんかね

豚皮のカットが透き通ったものになっていました。
ここからが、どうやるのかわからないのですが、とにかく魚の干物を作る要領で吊り下げネットの中に放り込み、お外で乾燥させることにします。

ベランダにて

とりあえずは、調理は終了、あとは時間が完成させてくれるといいのですが。ご期待です。

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