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四日市市に絶品の名物を味わう
仕事で三重県四日市市に立ち寄る機会がありました。せっかく、遠いところに来たのだから、大好きな街歩きと決めました。地元の蒲郡市を早い時間に出発したのは、この街歩きが目的であります。ここ四日市にも東海道は伸びています。もともと東海道は江戸日本橋から京都の三条大橋までを結ぶ旧五街道に数えられるメインストリートで、京都までつながるのですから四日市市を通るのもうなずけます。この東海道を中心に歩くことにします。道しるべなとが残り東海道のなごりを見ることができます。この道しるべから歩き始めることにしました。
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「すぐ江戸道」という表示を見るとこの道が江戸までつながっていたのだなと感心してしまいます。江戸時代に整備されてこの道を人々が往来していたという当時を思うと、日本という国はなかなかの経済大国であったのでしょうね。
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三滝橋という現代的な橋ですが、どことなく歴史の雰囲気のある橋を渡ります。そこで気づいたのですが電柱に看板があります。「名物 なが餅」名物と聞くと、がぜんヤル気がでます。もともと甘党とくにあんこが大好きですので、ちょっと立ち寄っていこうと思います。
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笹井屋本店という店舗を発見することができました。なかなかの店構えですね。江戸時代から続く名物とのことです。伊勢参りの途中で食べられていたのでしょう。
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なが餅は7本入りで700円、高くないです。しかし7本も食べられるかなと不安になります。あとで休憩時にいただくことにして先を行きます。
するとです、東海道が商店街の中につながっていくではないですか。
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アーケードのある東海道はなかなかおどろきました。現在の生活の中に旧道が残って中心地と共存しているのはいい風景だなと歩いてよかったと嬉しくなります。近鉄四日市駅が見えてきました。ここで街歩きは終わりにします。商店街と共存して駅前は休憩するためのスペースがたくさんあります。そこでこのなが餅をいただきます。賞味期限は3日間。とても短いです。この短さであるからこそ、一分を急いで食べなくてはなりません。もちを伸ばして焼き目がついている独特の形、餡がくるまれています。それでは個包装を開けてパクリとひと口、やわらかい、そして餅の中からこれまたやわらかいちょっと水っぽい餡が飛び出てきます。これはうまいです。ひとつひとつは大きくないので、7個入りでも簡単に食べ切れます。じつはあまり期待していなかったので、この味の想像とのギャップがさらに味を引き立たせました。いい名物に出会えました。また購入べきもののリスト入りです。
旧道を自分視点できままに歩くのはやっぱりいいですね。