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お米フロム オーストレイリア

「お米がもう切れちゃう。見かけたら買ってきて」妻からの頼み事。普段あまり頼みごとをしない妻からの、思いがけない頼み事。これは答えてやらねば、と思います。米ぐらい。仕事でときどき常備薬を買いにウェルシアやゲンキーへいくことがあります。なんとなく値段は高くなっていたが、お米が売っていました。「令和の米騒動」「政府備蓄米の放出」などニュースがスマニューで出ていましたが、実感はありませんでした。
そうです。いってみたらどこにもない!お米があるべきところにお米がないのです。近所のウェルシア、スギ薬局、コスモス、ないない。ビビりましたね。少し意地になって少し外れたところにあるゲンキーへ入ると、売っていました。5キロのお米。
ん?オーストラリアのお米?シェルパ米。店員さんがお客さんと世間話を近くでしていたので、たずねてみました「このシェルパ米どうですか?山登りのイメージですね」
「わたしもそう思ってた。味はわかりません。でもお値打ちです。今朝国産10キロが5袋入ってきましたが、即売り切れです」と店員さん
なるほど、そうなんだ。しょうがない。いろいろ薬局を回ってきてお米の市価を学んできた自分には、このシェルパ米のお値打ちさが実感できます。5キロ1680円。破格です。
よし、買っていってやりましょう。
自宅にもどり「買ってきたよ」笑顔で妻に手渡すと
「え、輸入米?海外で食べるのは我慢できるけ国内で輸入米はいただけない」
え!まさかのこの反応。いやいや、買う前にネットでチェックしたらこの評価。ためしてみよまい、と軽く説得。


さて、どんなお味がするのでしょう。
以前、野口悠紀雄という経済の評論家が、国産の米よりうまいカルフォルニア米と書いていたが、どうなのだろう?この野口悠紀雄さんは、どうも、とんでも説を書く傾向が強いので信じられませんね。
オーストラリア産とカルフォルニア産はちがうものですから比べる対象ではないですね。
さあ、実食です。
あれ、ふつうにおいしい。ネットの評価どおりです。ちょっと、ねばりが少なくツヤがすくないという印象です。でも、うまくないと声高に主張するほどではないです。
自分的にはこれでいいかな。

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