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ほくほくのゆで落花生

数年前から、ゆで落花生にはまっています。きっかけは、6年ほど前に農協の施設で落花生収穫(有料量り売り)をしてからです。茎をひっぱり、くっついてきた落花生を指で引きちぎって収穫しました。そこで落花生が地中に成るもということを知り勉強になりました。また、花が落ちて土中に生きるものだというという漢字のとおりでしたね。そのときに農協の方が
「その生落花生は、塩水でゆでるととてもおいしいんだよ」
とおしえてくれました。
やってみたところ、ほくほく、ちょっと芯がのこる最高の茹で具合であったこともあり、すっかりはまってしまいました(塩の分量がわからなかったのでそのときは塩気の少ない素材の味が活きたゆで落花生でした)
しかし、生の落花生は茹でる以外は炒ることしか調理方法がないような気がします。

今年は自慢のガーデンで育てました。ちょっと苦労することがありました。それは天敵の存在です。落花生の葉が茂って、実が大きくなってきたころだと思うのですが、そいつ天敵がやってきました。カラスです。水やりにガーデンへいくとカラスが落花生を喰ってました。3匹もです。ほんとに上手に茎をひっぱり地中の落花生をひっぱりだしてました。イラっときたので走ってカラスに挑んだのですが、すぐにその場から離れていきます。
「カラスめ、人間の怖さがわかったか!」と満足です。
そして、ちょっとその場をはなれて(5分くらいですかね)
戻ってきてまた喰ってました。また走って挑んでいくと、バーッと飛び立ち近くの電柱に待機していました。
「クソ、なんてことだ、なにか撃退する方法はないものか?」インターネットで検索「カラス撃退音」というのがありました。聞いてみると、鷲などの猛禽類の鳴き声と羽音のようです。こんなん効果あるのか?と思いケータイを片手にゆっくりとカラスに近づいていくと、なんと!効果すごい!ブワーっと飛び立ちクワっと一鳴きしていきました。
でも、また、もどってくるにちがいないので、これまたネットで調べて、落花生の葉の上に釣り糸を引っ張り設置しました。カラスは羽を怪我したり触れられることを極度に嫌うのだそうです。このように釣り糸を引っ張りつけるとカラスは敏感に察知し近寄ってこんようになるそうです。
と苦労の話は置いておいて、自分のガーデンの落花生、もちろん収穫物なので本当にとれたてをすぐに調理することができます。

収穫
水洗い
茹で開始


収穫して、水洗い、鍋へ放り込み、大さじ1の塩を600mlくらいの水へ入れ30分ほど茹でました(収穫開始から茹で始めるまで30分!)
おひとつ味見、うーん塩気が足りません。前回と同じですね。またネットで調べると茹で後、30分ほどつけておくとよいそうです。
しかし問題です。もうすでに塩水は捨ててしまいました。ならば、ともう一回塩水をつくり沸騰させ漬け込みしました。
何かの本で読んだのですが、煮物などは熱い状態から冷える時に味がしみこむのですと書いてあったので、きっと落花生もおなじであろうと二度目の塩水茹でを決断です。

さて完成!お味は、ちょっと塩気が強いがうまい。とれたては、ほくほく感がほんとに違います。収穫されて自分が死んでいるのか生きているのかうつつの状態の落花生たちを塩水で生き茹でするのだからうまいに決まっていますよね。

ほくほくの芯残りアルデンテ


ビールがたのしみです。秋はビールがうまい、冬もですけど。

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