フィリピンの人たちとの雑談
自分は人材派遣の会社で働いています。コーディネーターなどと気持ちのいいネーミングがついています。これが適当かそうでないかは、はなしはじめるとキリがないのでやめておきます。仕事は、常勤の社員さんだけではやりきれない仕事のある企業さんや一時的に仕事の量が増えてその仕事をやりとげるためにスタッフさんを必要とする企業さんをさがしてくることがまず第一です。それから、その職場をスタッフさんに紹介して働いていただく、気持ちよく働いてもらうために、通勤の手助けをしたり、企業さんとスタッフさんの言いたいことや言いにくいことなどの橋渡しをすることが第二です。その上で手数料をいただき、自分たち営業、内勤の経理の人や送迎の運転手さん、社用車の支払いなどをして会社が回っていきます。
それはさておき、入社する前は、派遣業というのは気楽な仕事かもしれない、思っていました。しかしそうでもないです。なかなかマッチングするのもむつかしく、登録してくれているスタッフさんも次から次へと出てくるわけではありません。派遣会社というのはとても数多くあります。ですから新規の受け入れ企業さんを見つけるのも容易ではありません。企業さんにはすでに既存の派遣会社があり、そちらで事足りているのが実情ですね。
その点でマッチングは年々とてもむつかしくなっていきます。
さて、スタッフさんのはなしですが、前にもこちらに書いたのですがフィリピンのスタッフさんが数多く所属してくれています。自分も職場の送り迎えをやっておりフィリピンの方と一緒の時間があり、会話をするときがあります。その中で最近思ったのがフィリピンの人たちはやっぱり英語をよくしっているなということです。最近はとても暑いですよね。仕事がおわるとほっとします。その中の会話ででてきたのが、ソフォケイトsuffocateという単語。聞いたときに意味がわからないのでスルーしていました。大体の会話で一つ二つわからない単語があっても、会話は理解でき進行していきます。しかし、今は、やけにこのソフォケイトを使うのです。「あ、このソフォケイトがこのトピックスのキーワードなのだ」と思いました。そのとおりで、どんどんの会話の内容は理解できなくなっていきます。まるで外海に流されてしまったゴムボートの気分、自分がどこにいるのかわからないそんな状態です。そのまま作り笑いをしてそのトピックスが流れていくのを待つこともできたのですが、それも失礼ですし、くやしいので、はずかしながら聞きました「わたしは、そのソフォケイトというタガログ語を知らない教えてくれ」
すると彼女たちは(ソフォケイトは英語だよ)「え、マジで?そんな単語知らん」とそしてスペルを尋ねウィズダム英語辞典のアプリで検索。その答えは、「窒息する」でした。あ、職場は風が抜けなくて暑くて窒息死してしまうよ、ということを言いたかったのですね。日本語でもわりとよく使われる単語ですね。外国語学習にはあまりなじみのない言葉だなと思います。とにかく新しい、日常的につかう単語を覚えることができてよかったなと思います。フィリピンは英語圏の国なのだなと、あらためて実感しました。
タガログ語でコミュニケーションをとっているので、忘れていましたが英語はだいじですね。やりなおし英会話も考慮していきます。
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