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日本酒がうまい!酒蔵見て歩き③

3月1日土曜日にお隣の市豊橋市の酒蔵で蔵開きがありました。福井酒造さんという酒蔵です。ここの蔵開きはとてもお値打ちに飲むことのできます。参加料として500円が必要ですが、10枚つづりのチケットをもらえます。このチケット1~3枚で試飲をすることができます。通常の酒、純米、吟醸酒など値段設定の違うお酒を楽しむことができます。通ぶっていると思われるかもしれませんが、高いお酒だからめちゃうまいわけではない、と最近感じるようになりました。実際、高いお酒、精米50%以下のものは、うまいです。しかし、普及酒というのでしょうかお値打ちな価格帯のお酒がおいしくないかというと、そうではありません。十分にうまいです。じつは自分は吟醸酒よりも好きです。雑味というのですか、それもいいんです。甘味など日本酒の味が濃いので好きなんです。すっきり上品なお味の吟醸酒より、わかりやすいのがいいんです。飲み始めは風味だったり味だったり、キレ味だったり味の違いを感じていますが、しばらくして酔いがはいってくると、その微妙な違いは全く感じなくなってしまいます。だったら、もっともわかりやすいお味のおねうちな価格帯のお酒でいいんじゃないのかな、となってくるのです。
そのチケットで飲むのもいいのですが、福井酒造さんのすごいところは1000円でたる酒を飲み放題なのです。1000円を支払い酒升を受け取ります。あとはたる酒のところに行き「くださいな」と酒升を差し出すだけで、日本酒の終わりなき旅を始めることができます。搾りたてのお酒なので、アルコール度が高いようです。だから「飲み放題飲まなきゃ損」とぐいぐいとあおっていると、2時間後くらいにガツンと冷や酒のアルコールが効いてくることになり、前後不覚になりそこらへんで寝入ってしまうことになりかねません。気を付けましょう。しっかり、おなかに食べ物を入れて飲まないとダメですよ。

メヒカリ唐揚げ
うまいんですよ。
試飲の列です。盛り上がってます

こちらでは有名な「ヤマサのちくわ」やわれらが地元蒲郡の「めひかり唐揚げ」など充実したおつまみが販売されており、自分では一押しの蔵開きです。
と、ここまで書いたのですが、これは昨年の話です。今年はどうだったのでしょうね。福井県敦賀市の野球で有名な高校で寮生活をしていた息子の卒業式が3月1日にあり嫁さんの運転手として敦賀市へ行ってきたため、今年は蔵開きに参加することができませんでした。有名な野球ではなくテニスを三年間やり続け福井県代表としてテニスの全国選抜大会に出場したり、中学校を卒業していきなり親元を離れて寮生活をすることになった息子の卒業式、そりゃ母親としては出席したいですよね。ですから、泣く泣く福井酒造はあきらめて福井県へ行くことに決めました。同じ福井でもやっぱりお酒の福井のほうがいいなあ。来年こそ参加するぞ、と心に決めています。

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