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(14)片側顔面痙攣_入院2日目(手術日)②手術室へ

①の続きです。

看護師さんに付き添われてデイルームへ行くと、いつもの病棟看護師さんとは別に「手術室へ付き添ってくれる看護師さん」が来てくれました。
病棟の看護師さんは持ち場を離れられないもんね。手厚いサポートです。

私が「手術前点滴を打つ時に具合が悪くなった人」というのをみんな知っていて、付き添いの看護師さんもものすご〜く優しくしてくれます。「手術室を見たら、緊張しちゃうかなぁ(>_<)」などと話しかけてくれて、嬉しい…もう冷静を装わずに「めちゃくちゃ緊張してます」と全面に出す方向に切り替えました。笑

点滴スタンドを押しながら、歩きとエレベーター(一般のエレベーターではなく、貨物用のような様相で緊急時や手術時専用のもの)で別階の手術室へ向かいます。

手術室へ向かう時はこんな感じ

手術室エリアに入ると、想像以上に沢山の手術室が並んでおり、案内された番号のドアへ入ります。そこには手術室の前室みたいなエリア(結構広い)があり、椅子が置かれていて座るよう促されました。手術室は寒いので、看護師さんが肩にバスタオルをかけてくれました。

すると先生が手術室の中から「大丈夫だよ〜」と声をかけてくれながら現れました。気持ち的には「先生〜!!お願いしますっ」と駆け寄りたいくらいですが、そんなことはできないので「よろしくお願いします」と静かに会釈してお伝えしました。

その続きを伝える間も無く、手術チームの看護師さんが名前や生年月日、手術概要、どちら側を手術するかなどの確認をしてくれます。

チームは先生を入れて4名で、手術看護師さん、麻酔科医の先生、助手の先生です。
私は視力がとても悪いのであまり見えてはいなかったのですが、皆さんお若そうでした。こんな若いのに手術チームでご活躍なんて、本当にえらいねぇ…とおばあちゃんのような気持ちになります。

麻酔科医の先生が、私の視力が悪そうなのを察してくださったのか、座っている私からお顔が良く見える位置で挨拶をしてくださってとっても安心できました。
手術にあたって、全身麻酔って結構不安ですもんね。大事なことだな〜と思いました。

③に続きます。


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