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(12)片側顔面痙攣_術前検査と入院前最後の外来

■術前検査

手術の約2.5ヶ月前、三井記念病院で手術前検査がありました。
手術が近づいてきたことを実感したのか、この日はただの検査なのに何故か何日も前から異常に緊張していました。秋葉原駅から病院までの道中で、心臓がドコドコ鳴っていました。笑

しかし病院に到着すると、待ち時間ほぼなしで緊張する間もなく、採血や心電図、頭部CT、胸部レントゲン、フローボリューム曲線検査など、スムーズに進んでいきます。健康診断では行わない検査も多くて、何だか新鮮でした。

看護師さんが採血の際に「(検査項目が)沢山あって大変ね〜」と優しく声をかけてくれたり、フローボリュームの検査ではなかなか思うように息を吐けない私を優しく励ましてくれたりして、とても安心できました。

看護師さんからしたら些細なことなのかもしれませんが、声をかけてもらうと嬉しいんですよね。。。感謝です。

インパクトがあったフローボリュームの検査

そして最後に執刀医の先生の診療です。検査当日に結果が出ないものもあるが、概ね問題ないとのことで予定どおり手術が行われることになりました。

■手術前最後の外来&入院説明

翌月に最後のボトックス注射をした後、手術の約1.5ヶ月前には最後の外来です。
術前検査は全て問題がなかったことを教えていただき、改めて手術の概要や、入院時は個室が良いかなどの確認をされて診察は終わりです。

次に、入院受付で事務の方から入院や支払いの説明を受けたり、看護師さんから入院手術のスケジュールや注意事項の説明を受けました。三井記念病院はこの手術の件数が多いからか、看護師さんも非常に慣れている感じです。各種資料も痒い所に手が届くよう、しっかり用意されていました。

1番印象深かったのは「患者用パス」という入院日程とその日に行うこと、各日の達成目標などが書かれた紙です。

驚くことに、手術当日に状態によっては起き上がってお水を飲んだり、歩いてトイレに行ける。手術後2〜3日で食事を半分食べられて包帯が外れ、洗髪やシャワーができると書いてあります。

一応、「状態によっては」「医師の指示で」と言う前置きがあったので、「普段から健康で鍛えている人や、元気いっぱいな体育会系の人ならこのスケジュール感なんだろうな。私はもう少しかかるだろう」と思いました。

(しかし普段ろくに運動もしていない、在宅ワークメインで頭痛持ちの軟弱会社員でもこの患者用パスどおりの経過となりました。自分でも驚いています。)

この後、入院までの1.5ヶ月は断捨離したり、ディズニーランドに行ったり、美味しいものを食べたり、好きな人たちと会ったり、後悔のないように過ごしました。手術で死ぬかもしれないし、もし聴力障害などが残った場合今のようには楽しめないかも、と思ったのです。

また、病院でいただいた資料に「普段から活動的に過ごしている人の方が回復が早い傾向にある」と書いてあったので、ウォーキングや筋トレもしました。完全に付け焼き刃です。笑

そんなこんなで活動的に過ごしたり、入院準備をしているうちに、あっという間に入院日が迫ってきました。

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