(14)片側顔面痙攣_入院2日目(手術日)⑥辛い夜の時間
⑤の続きです。
スパルタな時間が終わって寝ようとしましたが、ここから悩まされます。
頭にはかなりきつく巻かれた包帯、その奥に大きなガーゼ、ステイプラー(ホチキス)の針つきの傷もあるわけです。
さらに開頭の影響で一時的に頭の右半分の頭皮は感覚がなく、非常に変な感じです。
髄液漏れ防止のため「うつ伏せ」さえ避ければ、横向き(傷が下でも!)OKと言われましたが、傷が気になるし、包帯の締め付けがキツいし、ガーゼで頭がボコボコしていてうまくリラックスできる体勢を取れません。
枕も小石が入ってるかと思うくらい硬いし、痛いくらいです。
※元気になってから見たら普通のパイプ枕でした…普段柔らかい枕だから余計そう感じたのでしょう。
枕を抜いたら抜いたで、頭が下がる感じで気分が悪く断念。
家のもっちりした大きい枕が恋しい…
看護師さんにお願いして持参したバスタオルを取ってもらい、枕のようにして頭の下に敷きました。石枕(勝手に呼称)よりは少しだけマシです。
目眩のようなダルさや吐き気、頭痛もあるし(吐き気止めや痛み止めは点滴から入れてもらっているが…)、少し寝たと思ってもすぐ目覚めてしまいます。
目覚めて時計を見ても全然時間が経っていなくて、早く朝が来ないかな…と辛い夜を過ごしました。
また夜中に、これまで痙攣があった箇所に、何とも言えない感覚がありました。痙攣は起こらないのですが、強いて言うなら「さわさわ」という感覚です。
眠れなかったので、「顔の筋肉が『あれ?揺らさなくて良いの?いつも揺らしてるのに。おーい』と言ってるのかな〜。」などと謎の空想を繰り広げていました。
そんなこんなでカーテンから朝日が入ってきた時は、とても嬉しかったです。