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アーム先生やらせてもらった

24年12月に会社を辞めて、
葉山で過ごす時間が増えて、

これからメインの仕事をしっかり確立していくのは前提として、今しかできないこと、やりたいこといろいろやってみようと思うこの頃。

<2025年にやりたいこと>
・うみのこで先生ボランティアする←今回これ
・海外のトレイルランニングレース出る
・アウトリガーカヌーで葉山から伊豆大島を目指す
・逗子葉山のコミュニティのなかで新たな仕事をみつける


「みんな、アーム先生と呼んでくださいっ!」

ひろはるの通う園、うみのこ。

まだ余裕あるこの時期に、1週間ボランティア(保育参加)をさせてもらうことにした。

もともと先生も親もみんなでこどもを育んでいこう的な考えで、保育への参加も寛容(むしろ歓迎)
親どうしも仲良いし、先生やパパ友と一緒に朝ランしたり、互いの家で飲んだくれたり。子どもの名前も全員わかる。
葉山に引っ越してきて、充実時間をすごせてるのは、うみのことうみのこで出会った人たちのおかげ。


れおっち(えんちょーせんせい)に、
「ボランティアしていいっすか?」
「いいよー、もし、やりたいことあればそれもやっていいよ」

ということで1週間、保育参加させてもらった。


DAY1:SHO FARMで大根掘り

SHO farm:神奈川県横須賀市にある無農薬・無化学肥料の農園
逗子から電車やバスを駆使してたどり着く、行くだけで結構大変な場所だけれど、園ではよく連れてってくれ、自分で植えて収穫するということを経験させてくれる。今回は少し前に自分たちで種を植えた三浦大根が大きくなったから堀りにいこう!と急遽予定に組み組まれた三浦大根堀り。「みんな、それぞれ大きそうなやつを1ぽん抜いてみよう!」ということで、大根堀り開始。無農薬、自然の中ですくすく育った三浦大根はとにかく大きく形も様々。
ももちゃんが、大根抜いてみてどうだった?どんな事発見した?そんなこどもたちの気づきの振り返りも大切にしつつ、自然の中でみんなでおいしくお弁当を食べて帰宅。

三浦大根と格闘するひろはる
大根どーーん
畑でたべる唐揚げのり弁当、うまー

DAY2:山遊び+創作

2日目は山遊び。
裏には山があり、前には逗子海岸が広がる環境。(園自体はぼろぼろの古民家)
この日も「海に行きたい子」「山に行きたい子」に分かれてそれぞれの時間。ひろはるといっしょに山チームへ。
場所の楽しみ方を教えてくれるこどもたち。崖みたいなところに上ったり、秘密基地に隠れたり、2人3脚のロープを使ってリレーしたり、氷鬼をして遊ぶ。ひたすら遊ぶ。エンドレス鬼役で走り続けてクタクタでした。

午後は、こどもたちは造形のユウ先生と一緒に創作時間。昨日のSHO FARMで採った大根の感触、匂い、音を思い思いに表現しました。「目をつぶって触った感触を絵で表現してみよう」「それぞれ、三浦大根を思い思いに表現してみよう」、白と緑で無難な大根に挑戦する自分と、自由に表現するこどもたちの大根。

がけをのぼるこどもたち
思い思いの三浦大根

DAY3:親子山のぼりチャレンジ

こどもと親が一緒に山登りをするチャレンジDAY。ひろはるの年中さんクラスは古墳を超えて、阿部倉山、二子山を越える6キロ超えの山のぼり。前日にももちゃんから配られた今日のミッションとそれぞれ親子で考えた今日の目標を片手に出発。途中で転んだり、枝の取り合いになったり、泣いたりすることもありつつも、お弁当のおにぎりを楽しみにひと踏ん張りして、全員で登頂、完歩。
普通に5歳児が6キロも山を歩くってすごい。

でも「逗子葉山で過ごすこの子たちなら余裕でしょう」と思ってた通りに、日常の中で知らず知らずのうちに逞しくなってるこどもたちの姿に、葉山に引っ越してきて良かったなーと思った瞬間だった。

最後は、みんなで感想をシェア。「やだ、いわない」「僕も言わないっ!」って子がいつつ(この気持ちはめちゃわかる)も、「みんなでゴールまでこれてうれしかった」みたいなそれぞれこどもたちの思いも聞いて、ハードな山登りは終了。
(5時起き弁当作りの)ママとひろはるは19時前に就寝。

真剣に聞き入るひろはる
富士山、どーーん
親子で歩く(ママのほうがつらそう)
総距離6キロ超の道のり

DAY4:年長さんと遊ぶ

タコ組さん(年長)と一緒に片道2キロほど歩いて、サバイバルできる場所探し。

昨日の疲れもなんのその、楽しく歩いて、小さなビーチを経て秘密の場所まで。こどもたち同士がどうやったらうまくできるかを話しつつ、試行錯誤しながら自然と向き合う姿が印象的。園戻ったのが13時半!みんなお昼ご飯も食べずによく頑張った。

道中、印象的だったのは、ロープを使って登らないといけない場所とか岩場とかあったけれど、れおっちがおーとまに、「もしこの状況で仮に保育者1人だったら、つくべきはそっち(岩場の上)じゃなくてこっち(下)だからね、こっちのほうがリスクあるから」とか、ところどころ出すアドバイスが保育視点でなるほどなぁと感じた。
道中「おなかすいたー」「おなかすいたー」ってずっと言ってるのに、ポイントポイント言う感じが、さすがえんちょー。

あとは、帰り道も子供達は、話や遊びに夢中で前を見てない。 溝に落ちたり、道を外して階段に落ちそうになったり、、外に連れてく先生も大変だなと改めて感じた。タコ組のみんなと遅れてランチを食べて、れおっちとお昼休憩に7キロほどランニングして、帰りの準備をして終了。

ここが遊び場って最高だよねー

DAY5:しみちゃんフリスビー

保育参加最終日は、逗子に住む友人で、アルティメットの日本代表で世界選手権銀メダル🥈の清水君(しみちゃん)に協力してもらい、自主企画うみのこフリースビー教室をやらせてもらった。

みんな、しみちゃん初めましてなのに、そっこー馴染んで、逗子海岸行くまでの道も「にっぽんだいひょう、しみちゃんっ!」って歌いながら向かって。
普段から色んな大人と関わる機会多いから自然とコミュニケーション力がついてる。

簡単にフリスビーの投げ方教えてもらってから、園児同士で投げ合ったり、しみちゃんが投げるディスクを走ってとったり。

年中さんには難しいんだけど、メンズチームは1時間ほどフリスビーに向き合って、最後まで楽しそうに投げてたなーー
しみちゃんも小学生に教えるのとは違う難しさも感じつつ、とても楽しそうでよかった。しみちゃん協力ありがとう。

逗子海岸でフリスビー
必死に追いかける
日本代表 しみちゃん

これにてアーム先生終了。

登園してから帰るまで、ずっと一緒の1週間。
盛りだくさんだった。

普段自由きままに走り回っている、うみのこの子達。後ろから蹴っ飛ばしてきたり、乗っかってきたり、一緒にいるだけで体力消耗。
そんなわんぱくたちと毎日全力で遊び、自由に放ちつつも、必要な時に怒ってくれたり、喧嘩した後どっちの話もしっかり聞いてくれたりする先生たちには感謝感謝。

普段の送り迎えやたまに参加する保育だけでは見えないみんなの顔がよく見えた。話したことない子ともたくさん接することができて、普段そんな近寄ってきてくれなさそうな子がめっちゃ甘えてきて、手つないで歩いてくれたりした1週間。こうして過ごした時間を思い出すと、息子のじゃない卒園式でも泣いちゃうかも。

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