少し古い情報になりますが過去にTwitter上で公開した、ロープロファイル
タイプCPUクーラーの性能テストした内容をこちらでも公開します。
測定環境と使用機材
今回使用したのは以下の6種類でどれも全高54mm以下となっています。
測定環境はこのような形で各データを採取しています。
各社クーラーテスト
AMD Wraith Stealth cooler
Noctua NH-L9a
CoolerMaster G200P
ThermalLight AXP-90 X47
ID-Cooling IS-40X
CRYORIG C7RGB
結果まとめ
アイドル時の温度
ベンチマーク時の温度
ファン回転速度
ファン回転時の騒音
データを採取してみて
今回のデータは2022年7月頃に採取したもので、現在(2023.4.16)の製品で
見るとやや古めのラインナップとなっています。
結果のみを言えば、古くからロープロファイルタイプの決定版と言われる
Noctua製 NH-L9aが冷却、静穏性共に優秀な数値を叩き出しましたが
Thermal Light製 AXP-90 X47も同等クラスの結果を出しており、ファン部分
に至っては回転数で勝りながら騒音値は同等と面白い結果も見えました。
今回データ採取をする中で唯一、CRYORIG製 C7RGBにいくつか気になる箇所があったので別項でまとめておきます。
CRYORIG C7RGBについて
私の個体だけか不明ですが、C7 RGBモデルの受熱部分に明らかな製造不良が
見られ、画像1枚目の通り厚くCPUグリスを盛った状態で接触面にブランクが発生しています。
向かって画像2枚目を見ると、クーラー側の受熱部分が片方に歪む形で水平が保てていないことが判明します。
実の所、今回のクーラーテストを行う前にCRYORIG製の同等品とThermal
Light製のAXPシリーズで前者は「冷えない」という評価が多いのに対して
後者は特にネガティブな意見が少ないのが気になっており、これが今回の
クーラーテストを行うきっかけにもなりました。
さて、最後になりますが本クーラーテストは2022.7月頃にSNS上で公開したものをnote用にアレンジを加えて公開してみました。
最近ではロープロクーラーも新しいものが出つつあり、今後それらを入手し
データを取る機会があれば改めて公開してみようかなと思います。
それでは( 'Θ')