新婚旅行はWRC Deutschland! #2
振り返り
akiです。
の続きです。
1.二日目(SS3)
前日とほぼ同じ時間にバス集合、今度はSS3の Mittelmoselへ向かいます。ラリーのすべてを回れるわけではないのでツアー会社が選んだステージを回ります。これは日本の新城ラリーで自分が回るときにも経験済み。新城公園内で留まるか、鬼久保に移動していくか、などどのステージをどのタイミングで見るか、それがラリーの楽しみでもあると思います。初めて海外ツアー、Rally Travelにお任せでラッキー!なお、Rally TravelにはESCORTED TOURS(連れて行ってくれるツアー)とSELF DRIVE TOUR(自分でレンタカー運転して回る)があります。
SSまでの道のりは街なかを走り、ハイウェイを走り、ぶどう畑を抜けてたどりつきます。主人は街なかで「あれも走ってる、これも走ってるー結構古い車あるー」と楽しんでいましたが、私は早々に眠りについていました笑
延々と続くぶどう畑が急斜面ですごーいと感動していました。ただ、そこを自分が登ることになると考えたら大変なのですが。。。
こんな風景!
写真は帰りなので下りなんですが、登りが結構足に来ます。右向こうに見える道はWRカーが走るコースで沿道(石壁)の上には観客たち。左側は駐車場です。
それにしても自分たちの畑を人が歩いても良いとはなんと太っ腹なんだと感動したものです(実家が専業農家)。
ゴミを置いていかれたら、商売の糧となるぶどうの木を折られたら、仕事の邪魔をされたら、、、そしてWRカーなんて突っ込まれたらその箇所復活不可じゃないですか、生き物だし。日本でラリーを開催するときの課題になるよなーと思っていました。
コースが広いので、どこで観戦するがベストがわからないし、バスの時間に戻ってこれるかが心配であまり遠くまで行けない!
私と主人は、同じツアーバスの方と話して、「あっちに行こうと思ってるんだー」とか、マーシャルの方に「こっちに行きたいんだけど、どこ通ればいい?」と話したり、ゼロカーが来ないうちに行かなきゃ!と焦ったりしながらぶどう畑を登ります。
ぶどう畑は石壁の上にあって登りなので、ぶどう畑に入れる場所も限られています。石壁の上にはすでに先客がたくさん!
「ニーハオ!」
たまに声を掛けてくれます。
「Hello! Thank you!」
と笑い返すと笑い返してくれる。ヨーロッパの人から日本人だろうと中国人だろうとわからないよね、私だってフランス人とベルギー人わからんわ。でも声をかけてくれるのが嬉しい。
私は学生のとき海外に住んでいたときに中国人だと石を投げられたこともあって、すごくショックを受けたこともあったんだけど(中国人と間違えられたことでなく、人に石を投げる行為に)嫌味のない興味を持ってくれた人には笑顔で返したい。
さて私と主人が登ってきて選んだ場所はこちらの地図で右真ん中にあるカメラマークがあるカーブ(こちらの地図はガイドに載っていたものではなく、はマーシャルの人に写真取らせてもらった)、
さすがの写真スポットでカメラマンもうろうろ、固定カメラもたくさん!
WRカーにカメラなぎ倒されたら保険効くんだろうか、、とゲスなことを考えながらカメラマンたちを見ていました。
そこそこの直線近いところを走ってきた後に鋭角カーブを曲って更に登っていくというポイント。私と主人が陣取ったのは下の写真でぶどう畑の中、ドイツ国旗の後ろ、この写真から見て少し左側あたりです。
自分たちの左側はフランス人の紳士二人、右側はおそらくドイツ人?そして後ろにはでっかいキャンピングカー。キャンピングカーの上に座って観戦はちょっと羨ましかった(酔っ払ってたかはしゃいでいたみたいで、上からオレンジジュースらしきもの車側面をつたって降ってきたけどね!)右側の方たちに「後ろ注意!」て教えた。
こんな場所。ぶどう棚の間から車を見れるのです。
この国旗というのが応援以外で使えるな、と気づいたのがここでしたね。
この黄色の網から向こうは普通の観客は席取りできないのですが、カメラマンは行き来できるのです。だから自分たちがいくらいい場所を選べても、カメラマンもそこがいいと思ったら、「Oh...」って言いたい状態になる。隣にいたフランス人の紳士はカメラマンに話しかけて「もう少しこっちに座ってくれないか」みたいなことを交渉していました(ここでフランスの方って分かった)。
そこで国旗です。どこの国だろうと、どこの国の国旗だろうと、足蹴にする人いませんよね?この国旗はカメラマンが場所取りできない場所になっていたのです!目からウロコ~。
後から気づいたのですが、私達とてもいい場所だったみたいです。そりゃカメラマンも撮りたい場所だろう。
だって、こんな、場所。
鋭角カーブのために一瞬スピードが落ち、またスピードを上げて目の前を駆け抜けていく!
そして道とは段差(1mちょっと)があるためコースと空けられる距離はすっごく近い!
このとき動画をとっていたのですが、タナックが走り抜けた後は「はwやwいwwww」と語彙力を失った私の声が入ってました。
車が来る前にはマーシャルの笛が響き、それを合図にみんな身を乗り出したり、カメラを構えます。それまでは待ちの時間。お昼ごはんを食べたり、隣の紳士とお互い覗くぶどう棚の枠を決めたりしてました。
車が通った後にWRCアプリで状況を見ながら次の車を待つ。たまに通り過ぎた後にヒヤヒヤしたりする笑。ラリー観戦中はずーっと更新してみてました。
SS3が終わったら一度ホテルに戻ります。あまり時間は多くなかったのでホテル周りを散策。パン屋さんでサンドイッチ買ってたみたいです。
2.二日目(SS6)
ホテルから再度Mittelmoselに移動しSS6。同じ場所に行くのもなんなので今度は少しコースの先へ進む。今度は「60」と書かれたカーブである。
大した距離ではないがぶどう畑をまた登る。こんな場所。
本当はカーブのすぐ上に陣取ろうかと思っていたのだけど、マーシャルの人とカメラマンの人がここは危ないと話しているのを聞いて(というか話した後にカメラマンの人に話しかけて「危ないって言ってた?」とか聞いた)、少し上に上がることにした。午前の場所と違って石壁は50cmもないくらいなのでクラッシュして車が壁を登った潰されると思った。
少しぶどう棚で日陰があったので待っている間日差しを避けられたのはとても助かった。そして車を見るにも正面!
こちらは勝田さん。
なおカメラ小僧でもある主人は自分ででかい一眼レフを持って撮影。話しかけてピースサインを笑顔でくれたこの写真に未だにキュン死しそうになります。
<ホテル着後>
SS6で本日の観戦は終了。またホテルに戻ります。
まだ早い時間だったのでホテル付近のスーパーへ。翌日の飲み物、食べ物、晩ごはん、お土産などを買いあさりました。緑色の三角仕切りから水色の三角仕切りまで買いました、大量笑
ツアー二日目はこれにて終了。 #4へ続きます 。
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