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新婚旅行はWRC Deutschland! #1

振り返り

akiです。#0に続き、WRC新婚旅行の続きです。

1.日本を出るまで。

うちは日本真ん中あたりなのでルートとしてはセントレア→成田→フランクフルトです。自宅の近くの駅からセントレアまでの空港バスがあるので、寝て行きたい私達はバスを選びました。(もう一つは空港に車を置いておく、ですがお金が掛かるのとちょっと盗難とか心配だったからです)

近くと言っても歩くのは無理な距離なため、タクシーを呼んで空港バス停留所まで。飲み物だけ買って、バスに乗って空港へ。スタバで軽くモーニングしつつ荷物を預けて出国手続き。あ、旦那さんはここで生まれて初めて日本を出ました。

セントレア→成田は30分遅れて着。モバイルWifiと翻訳機のレンタルを引き取り(成田って広いですね、めっちゃ歩いた)、500ユーロ両替。クレジットカードはもちろん持っていくのですが、目的は田舎なのでちょっと心配。(自分としては)多めに両替しました。

そ・し・て、私がプレミアムエコノミーを選んだ理由の一つ。

サクララウンジ」へGO!

国内線が遅れたため、滞在時間は20分と短かったですが飛行機目の前にして軽食を食べ(旦那さんはカレーw)、ゆったり充電。

ここで携帯やWifiなどの設定を確認します。(高額請求怖い)

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そして搭乗口へGOです。

プレミアムエコノミー席自体は初めてですが、足も伸ばせるし席広いし快適♪。ただ旦那さんとの間にある顔の横の衝立が邪魔でした。(他人なら必須)

私は飛行機の中で見る映画がとても好きなのですが、旦那さんは延々と飛行機の現在地を見ていました。ドイツ到着後話していたら「違和感」があるそうで、聞いたら「普段車で移動ばかりなので、自分が運転していないのにその土地に着くというのが不思議」と言っていました。私は常に運転おまかせして寝てたりもするのでいつもそんな感じです。

2.フランクフルト着~ホテルまで

フランクフルトに到着したのは夕方です。荷物を受け取り、ツアーで予約されているホテルまで移動します。なお、ツアー予約時およびこの時点で移動手段を調べていたのは「Google Map」でした。すっごい便利・・・!

異国の地で!自分の言語のままで!(iPadなど)、移動手段を探せるとはなんと便利なことか!ほんと海外ではスマホの充電を切らすことはさせてはいけません。(イギリスに行ったときも思いました)

到着後がすっごいスムーズであれば、ホテルがある街まで直行バスがあったのですが、まあ、スムーズには行かなかったので移動は電車になります。空港から駅の窓口に行き、きっぷを買います。券売機もあったのですが、自信無く有人を選びました。目的地と二人いること、乗りたい電車がわかればドイツ語必要なく買えました。

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こちらは私が気が付かぬうちに旦那さんがDLしていたアプリの画面(DB Navigator)。目的地と現在地で乗り換え案内的なやつです。ホテル最寄り駅に着くのは真夜中直前ですね。延々と電車旅行です。

最寄り駅についたのが22時ちょい前。真っ暗ですね。

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こちらの駅で降りてタクシーでホテルまで。料金メータは確か8ユーロぐらいで、1ユーロチップで渡したような気がします。少し運転荒かったけど良い方でした。

ホテルは ibis Styles Trier 。ツアー指定のホテルだったのですが、こちらとても良かったです。詳しくはホテルのHPが良いと思うのですが、見た目は写真通りです。ホテルの受付に翌日の集合時間が貼ってありました。なおホテルの部屋にはWifiもあります。

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夫婦なのでシングルベッドを二つ並べたダブル(ほぼツイン)。バスタブはありませんが、シャワーとトイレ、広い洗面台。スーツケースは2つ広げても結構広さがありました。写真の右の壁側にノートPCぐらいの広さの金庫と棚がありました。棚のすぐ近くにコンセントタップがあったので、こちらに変換コネクタ→タップ&モバイルバッテリーからさらに拡張とつなげて充電ステーションを作りました。

充電ステーションは本当に大事でしたね。「旦那さんスマホ1」「旦那さんスマホ2」「私スマホ」「私ipad」「私のモバイルバッテリー」「モバイル翻訳機」「モバイルWifi」「旦那さん一眼レフカメラ」まだあった気がする。。。これらを部屋にあったタップだけで充電するのは無理です!確か部屋には洗面所1、金庫近く棚1、壁面棚1、ベッド近く1だった気がするので、こんな点在されたら困るぅ。世界どこでも使えるタップ(USB付き)は本当便利です。

アメニティはボディーソープ兼用シャンプーと歯ブラシ、カミソリがあった気がします。日本のビジネスホテルと比べるのは適切ではないですが、海外だけど意外とアメニティあったなーって感想です。

一点だけ困ったーというのは湯沸かしポットとマグがないことです。

この日は到着が遅かったので途中で簡単に食べましたが、ホテル着いたらインスタントスープぐらいお湯沸かして飲もうかと思ってました。だが、ない。。。これはしまったー!って思いました。

実はホテルの受付には好きに水やコーヒーのサービスカウンターがあるのですが、こちらは夜の22時まで。私達が着いたのがちょうど22時ぐらいです。部屋についた後なんてもう片付いているに当たり前。。この日は電車道中で買ったスナックと飲み物で就寝しました。時差で寝れないかな?と思ってたけど、私も旦那さんもすぐ眠りにつけました。

3.ホテル~初日

翌朝寝坊せずに起きれたら、ホテルの朝食バイキングです。こちらはホテルのHPから持ってきた写真ですが、この通りでした。

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シリアル、パン、フルーツ、ヨーグルト、スクランブルエッグ、スープ、コーヒーなど、もちろん日本食はないですが一般的なホテルの朝食。好きに取って食べられます。他のテーブルには20代ぐらいの若い方、50代後半ぐらいの方といましたがみんなが同じツアーの人かはわかりませんでした。でも確実にWRC Tシャツ来てた方は仲間だなって思いました笑

ご飯を食べていたら突然細身のおじさんに声をかけられました。

「君たちは昨夜遅くに着いた人たちだろう?」(英語で)

「あ、そうです!」

と答える。彼が来ていたのはRally TravelのTシャツ、そう彼はツアーのガイドであるアランでした。これからずっとお世話になる方です。

挨拶を済ませ「昨日の説明会君たちは参加できなかったけど、後でバスの中でPASS渡すからね」と教えてもらいました。

8時になってホテルの下に来ていたバスに乗り込みます。ここでしまった!と思ったのは書かれていたのは「集合時間」ではなく「出発時間」。私達が着いたときにはほぼ全員がバスの座席に座っていました。あちゃー日本人たるものが情けない。ほぼ席が埋まっていたので隣り合う席が空いてない。しまった、新婚旅行なのに。

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困って席別れようかと相談していたら近くのグループが通路をはさんだ席に別れ移動してくれて私たちのために隣合う席を空けてくれました。感謝!! ツアーの間はずっとこの席だったので本当に嬉しかったです!

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バスの中で配られたのはPASS、ステッカー、ストラップ、ブレスレット、ガイドブック(?)です。白のブレスレットは日本から持ってきたものなので自前ですw

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バスの中で挨拶から注意事項の確認、今日のタイムスケジュールなどを説明してもらいます。すべて英語なので「英語もっっと勉強しとけば良かった。。」ともちろん思います。主人も私もTOEICはそこそこあるのですが、現実的な英会話はイマイチ。翻訳機はネットがつながる環境なら会話も同時翻訳できるのですが、バスはアウトバーンに乗ってどんどんドイツの田舎へ。。。(この後、ほぼ繋がらなくなるorz)

この間ガイドブックに目を通します。

タイムスケジュールや会場の地図。。

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トヨタの紹介ページなども。。。(ドイツ語でしたがGoogle翻訳で読んでました。言語情報は日本でDL済み)

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ここが一番大事。同じ内容はRally Travelからも案内が来ていましたが、ほぼ同じ注意事項が載っています。なお、ドイツ語・英語・フランス語で表記されています。

モータースポーツは危険と隣合わせ。

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確かADACのtwitterだった気がしますが、このWRC Deutschlandの期間に、観客が石壁の上からコースに落下、すぐに端に転がったが、その直後にWRカーがコースを走行、というとても危険な事例があったことをSNSにあげていました。絶句してしまうくらいギリギリでした。見てて怖かった。観客にもきちんと義務がある、ということ理解しておかないといけないです。


さて、バスで着いたのはWendeler Land。ShakeDownが開催される場所です。

バスを降りる前に集合時刻と場所の案内がされます。さあ早口英語聞き取りとりますが、自信がありません。いくら聞き取れなかったと言っても戻ってこない場合、日本のように待っていってはくれない。置いていかれたら、ドイツ語の話せない私達はホテルにすら帰れないかもしれない。

私は秘密兵器を持っていきました。

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これは100均で売っている小さなホワイトボードメモ帳です。

「Bus will leave here @ 1215 o'clock」

この文章の時間のところを頑張って聞き取って、ガイドのアランにチェックしてもらうのです。間違っているときは時間を直してもらいました。(ツアー中一回だけあった) 「Here」も大事。同じところからバスが出るとは限らないのでね。アランにも「いいね」と言われました。

バスが止まったところから、少し10分弱歩いたところに芝の広がる開けた場所。そこにはたくさんの観客が!

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みなさん応援するチームや選手の国の国旗の旗を振ってます。ビール片手にキャンプ椅子に座ってコースをWRカーが来るのを今や今かと待っています。もうねー楽しい!これでだけでも!

私たちはカーブ付近に陣取って、100均のビニールシートに折りたたみ椅子を敷いて、持ってきたおやつとともにWRカーを待ったり、飲み物買いに行ったりします。

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会場にはWRグッツを売る店やパンにソーセージを挟んだサンドイッチ、ビールやジュースを売るお店がありました。場所は旦那さんに任せて買い物行ったり、逆に自分がいて旦那さんがトイレに行ったり。

来ましたYarisのEvansです。ShakeDownは私動画ばかり撮っていたので静止画がほぼ無いです(T_T) (Noteって動画はそのまま貼れないのですね。) ShakeDownは何度も車が通るのでその時々楽しめます!

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ShakeDownを見てから集合時間より少し早めにバスに戻ります。(置いていかれるのが怖かったけど) 行ったら誰もいなかった笑 トイレに行きたくなったので近くの簡易トイレに行きました。

これが、、、すごくて、、、。あの、和式のトイレではないのです。座るタイプでね、便座が、無かった。。。蓋もなかった。。。そして、穴に、見える、、、山、、、。(下品ですみません)

ぐは・・・っ、これは、、、あかん。。

座るところは自分で持ってきたウェットティッシュで拭いてから、トイレットペーパーを敷き、用を足し、、、。

トイレの外で待っていて荷物を持っていてくれた旦那さんに私は

「うん、、、、!」

とだけ言いました。旦那さんは「うん?」と可愛く首を傾げました。

「すごかった、、、」

「そう?」 (分かってない、旦那さんは行っておらず詳細も言えなかったので)

なお、私が入った簡易トイレはこれが最後です。

この後分かったのですが、私達が乗っていたバスにはトイレがついており、水も流れて紙もある、(さらにツアーの方が掃除もしてくれる)とても素晴らしい環境でした。

あとツアーバスが良かったのは、ツアー会社の方がコーラとかビールを大量買いしていて、バスの冷蔵庫で冷やしておいてくれたのです(毎ツアーか、このときだけかはわからない)。これがまた安い!あとでスーパー行きましたがほぼ同じ値段でした。

バスの中にお財布がぶら下がってて、それにお金を各自支払って飲み物を持っていくのです。みんなほぼビールでしたねー。

さて、次はService Parkです。今回は約4時間滞在、オプショナルツアーもあったのですが、私たちは申し込まずぶらぶらとします。

トヨタ

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シトロエン


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ヒュンダイ、、と言ってもこちらは緊急時の脱出方法を教えるブース。日本でもJAFなんかがやりそうですね。

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フォード

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シュコダ

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物販ブース

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少し離れるとメーカー以外ののテントも (すみません、なんて表現したら良いのか割らない)

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時間が大いにあったのでこーんなことも。

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あとお昼ごはんも食べました。なお、こちらの会場で買ったコーラは2杯(1杯500mlぐらい)で8ユーロ(デポジット別)でした。なおこのときのユーロレート118.16円=944円ですよ。イベント価格もびっくり。デポジットがあるのはさすが環境大国!アウトバーンからも風車をたくさん見ました。

そしてトヨタブースに戻ってくる勝田貴元選手!

(まだWRCチャレンジプログラムのためか、トヨタの3台とは別建屋になってます)

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こちらで握手とサインを頂き至極満悦♥ とっても良い記念になりました。

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さて、Service Parkを後にした私達は再びWendeler Landへ。今度はSSS。

会場はShakeDownと同じなのですが、今度はよりスタート側に近い方へ回ります。見る場所を変えられるのもラリーの良いところですね。こーんな畑の横をずっと森に向かって歩きます。なおこの写真の右側に旦那さんがいるのですが、結構疲れた顔をしていました。

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この坂を登って左側に進み開けたところへ出ます。なお、ここへたどり付く前に旦那さんは簡易トイレを使ったのですが、感想は「、、、なるほど!」でした。私の「うん、、、、!」の意味が分かったそうです。

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こちらもずらり!

シート引いたりやっぱり椅子を立てたり皆さんで車を待ちます。待ち時間も結構あるので私はジャージ被ってゴロゴロしていました。

ラリーカーが来ればみんな注目!ちなみにSS1は確か勝田さんスタートだったのですが、みなさんYarisが来るのでタナックと思って立ち上がり全然目視できず。。。

こちらはLATVALA車ですね。近い! タナックはロールベールにミラーぶつけて落としていきました。落とすと拾いに行く人がいるのが面白いですね!(コース上なので拾うのはマーシャルです)

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こちらはバスの時間ギリギリまで見て急いで戻ります。この帰り道にラリープラスのニャオキさんに声を掛けていただきました。失礼ながらにわかラリーファンである私、お名前を存じ上げていなくて後から調べて素晴らしいラリーカメラマンさんとわかりました。あのときは声をかけていただきありがとうございました!今うちの壁にはラリープラスのカレンダー飾っております!(表紙の会場ここ!)

なお後日、Service Parkでニャオキさんが撮られたtwitter写真の中にも私たちいました(メインの方の背景ですが笑)。記念だ、嬉しいー!(ミーハー)

<ホテル着後>

ホテルに戻ってきたのは21時過ぎぐらい。渋滞の中を帰ってくるので時間がかかりましたが、寝てくるだけだったのでツアーバスってホント楽!

晩ごはんに外に出ようにも、こーんな暗い。すごくヨーロッパ!な感じして良かったですが異国の夜、そんなにフラフラも出来ません。

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さすがに疲れていた私達は外食をする元気なく、テイクアウトを近くのバー(レストラン)にお願いします。結構時間かかって出てきたのはじゃ~ん!

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ハンバーガーとチーズバーガーだったんですが、デカすぎません?それとこのポテトの量!食べきれずにシャワー浴びて就寝・・・。

ツアー初日はこれにて終了。 #2へ続きます

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