Windowsをインストールディスクなしでandroidスマホを使ってUSBからインストールした
タイトルの通り、先日トラブルでWindows起動できるストレージがなくなってしまった際
スマホからWindowsインストール用USBを作成し、インストールした。
ただ紆余曲折あったので備忘録として残しておく。
使ったもの
androidスマホ
USBハブ(OTG対応のもの)
容量8G以上のUSBフラッシュメモリ
仮のOSをインストールするHDDかSSD
スマホを使ってUSBにISOを焼く
androidにはEtchDroidというアプリがあり、これを使うとUSBフラッシュメモリにISOイメージを書き込むことができる。
スマホにUSB-CからUSB-Aへ変換できるUSBハブを差し込む。
USBハブはOTG(on the go)という機能に対応していないといけない。
自分はBaffaloのUSBハブを使った。
そしてスマホでWIndowsのISOを公式からDLし、EtchDroidを使いUSBへ書き込めば解決すると思っていた。
しかし実際にUSBに書き込みし、BIOSからUSBフラッシュメモリでブートしてみると
Windowsのインストール画面までは行けるものの、先に進もうとすると
コンピューターに必要なメディアドライバーがありません。
と言われ先に進めなくなってしまった。
この方法でWindowsをインストールできてる人も居るようなので、スマホの種類によるのかもしれない。
Windows7のISOにしてみたり色々試したがダメだったので回り道をすることにした。
一旦Ubuntuをインストールする
WindowsのISOではインストールできなかったので今度はUbuntuのISOをDLし、EtchDroidでUSBに書き込む。
するとUbuntuはちゃんとインストールする事が可能で、とりあえず一旦空いているHDDにUbuntuをインストールした。
その後はインストールしたHDDからUbuntuを起動し、UbuntuからWindowsのインストールUSBを作ることにした。
その際に参考にしたブログ
Linux環境でWindows10のインストールUSBメモリを作成
UbuntuもLinuxなのでもちろん上記の方法を使える
アクティビティからディスクを起動し
USBフラッシュメモリを選択したあと縦の3点のメニューからGPTで初期化
その後+ボタンでFATのパーティションを追加
その後はWindowsのISO内部のファイルを手動でUSB内にコピペしていく
その際Install.wimはサイズがでかすぎてコピーできないので、wimtoolsを使い分割する。
アクティビティから端末を起動
sudo apt-get update
sudo apt-get install wimtools
でwimtoolsをインストール
その後install.wimがある場所で右クリし端末を起動後
wimsplit install.wim install.swm 1000
コマンドでファイルを分割
生成された連番のinstall.swmを全てUSBフラッシュメモリのsourcesフォルダに入れる
install.wimがもしあったら削除する。
これでWindowsインストールUSBは完成。
BIOSからブートしてみると無事エラーも出ずインストールに成功した。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?