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Day4

カミュの戯曲『カリギュラ』と、田辺聖子の『おちくぼ姫』を読みました。

なぜこの2冊なのか。
菅田将暉主演の舞台『カリギュラ』のTV放送(録画)と、連続テレビ小説、通称「朝ドラ」の『芋たこなんきん』(再)を見たからです。

『カリギュラ』は、ローマ帝国の皇帝です。
戯曲では、悪しき暴君、狂気の皇帝として描かれています。
この演目、たびたび人気俳優さんで再演が繰り返されています。
今回私が見たのは、菅田将暉版でした。

菅田将暉と言えば、今年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で、先日、見事な義経の最期を演じ切り、大好評を博しています。

今回の義経、かなりダークなイメージでしたが、演じる菅田将暉に、舞台で演じたカリギュラの痕跡が見て取れたと感じました。

カリギュラを演じる菅田将暉を見て、またそれ以降の主演映像作品を見た時を思い出しながら、やはりこの舞台は彼の転機になったのではと強く思います。

2019年にカリギュラを演じ、その翌年、人気の地上波民放ドラマでシークレットキャスティングだったのを思い出しました。

野木亜紀子氏が脚本を手がけた『MIU404』で、絶対悪で出演されました。

実はこれ、日程は逆だと勝手に思ってました。
しかしながら、今思えば、脚本の野木さんだけでなく、新井Pも、塚原監督も、菅田将暉のカリギュラを観たんだろうな〜

何にせよ、カリギュラが彼の演技に、何某かの影響を与えているのは違いない。

最後に、尊敬して止まない木俣さんの舞台評をシェア。

https://news.yahoo.co.jp/byline/kimatafuyu/20200313-00167491

もう1冊の『おちくぼ姫』については、また次回。

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