エスパルス試合メモ 大分戦後半

試合経過

46分 大分が攻撃時の形変える。前半途中まではCHを最終ラインに1枚落して4バックでのビルドアップだったが、後半からは明確に3バックで3-1-4-1-1みたいな感じ。シャドーだったオナイウがトップ下、小塚が中盤までおりて3CH。3CB・3CH・WB・オナイウ・藤本という並び。

46分 大分最終ラインで左から右へボールを回す。清水の左SH(慶太?)が少し距離がある状態でCBに向かったところを空いている右WBに簡単につけられる。

47分 大分最終ラインで右から左へボールを繋ぐ。CB三竿に金子がプレス→空いている左WBへ→SBの立田が出る→オナイウがハーフスペースへ流れる→六平がつく。大分はCHに降りた小塚と左CBの三竿も加わって4人。清水は立田・六平・金子の3人(CBは動かさない)。

大分のフリーの選手が余裕をもって右WBへサイドチェンジ(前半終わりからゴール前でのサイドチェンジはたぶん3回目)。WBに松原つく、大分は左サイドにいたオナイウ・小塚・左WBもPA内へ入る。右WBから上がってきたCBへ(フリー)→ニアへ早いクロス→藤本が避けて二見・西部共に触れずゴール。

最終ラインで清水の陣形を揺さぶってWBにつける。ハーフスペース突撃・FWがCBをピン止め・数的優位・押し込んでサイドチェンジ・フリーのCBからクロス、PA内は人数揃う。やりたいこと全部やられて失点した感じ。

51分 清水の前からの守備を大分がかわして左WBへ。サイドチェンジからボール回してオナイウが松原の裏へ。二見がカットしてCK。清水の前線の守備がバラバラになってきた。

54分 清水が4-1-4-1へシステム変更。

 中盤4人がパスコースを切りながら前に向かえるようになる。外されても撤退してそのまま4-1-4-1で守備。

65分 大分 ドウグラスに寄せられながらもGKがWBへのコースを切りながら三竿をみていた航也の頭上を越すパスをWBに通す。

66分 CKからオナイウシュートも西部正面。

70分 ドウグラスへのロングボールのこぼれを航也が拾ってクロス。ドウグラスのヘディングは枠外。

71分 ソッコからのロングボールをドウグラスが航也へおとす。航也のクロスのこぼれを西澤がシュートもGK正面。

76分 大分CKのこぼれから藤本に斜めのパス。清水は人数いるけど誰につくのか曖昧になって藤本がループシュート。西部がセーブ。

清水は重心を後ろにせずにCBにまでプレスを掛ける姿勢を崩さず。終盤は前がいけばSBもWBにまで寄せるようになり点を獲りにいく。

91分 清水CKからドウグラスがヘッド。大分はPA内に人集めたゾーン守備。

94分 清水が前からマンマークでプレス。大分右WBがマークについている西澤を振り切ってボールを受ける。松原はタッチライン際に張った大分の選手についている為、二見との間が大きく開く。その間を狙って藤本へのパス。二見に当たるも藤本に通ってシュート→ポスト

感想

エスパルスとしては、監督が交代して少ない時間でやる事を絞ってそれを忠実に実行した形。大分がゆっくり組み立てる事もあって、清水側もパニックにならず試合を進められたと思う。中盤から前の選手はプレスにいくけどSBは最終ラインに留まらせていたように、バランスをとっていたものの最後まで前から奪いにいく姿勢も見せて、あくまで勝ち点3を獲りにいく強い気持ちが出ていた試合だった。

攻撃は前で奪ってのショートカウンターとドウグラスへのロングボールがメイン。守備はゾーンで全体で守る形からかなり人についていくようになった。その方が今の選手達には守り易いかもしれない。

仙台戦・松本戦を観た後に書いてるけどマリノス戦が試金石かなと。




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