2020エスパルス簡易プレビュー
こんにちは、今回はクラモフスキー新監督となったエスパルスがどんなサッカーをするか簡単にポイントを説明していきたいと思います。
大まかではありますが、GMや監督のコメントをまとめるとこうなります。
これをもうちょっと具体的にすると
このようになります。
ということで今シーズンのエスパルスはまずは昨年優勝したマリノスのようなサッカーを目指す事になります。
ではそれがどういったものか、あくまで簡単に見ていきたいと思いますが、もし詳しく知りたいと思う方は
こちらの昨シーズンのマリノスについて書かれた記事を読んでもらえれば、今シーズンエスパルスがどんなサッカーをしようとしているかが分かると思います。(ここから下を読む必要なし!)
ここからは上記の記事を読むのが面倒と思う人向けです。まず今期のエスパルスの攻撃時の特徴ですが
この一言に尽きるかと思います。
どういった事かと言うと、今シーズンのエスパルスは自陣からパスを繋ぐポゼッション型のサッカーを目指します。ポゼッションと聞くとJリーグでは川崎フロンターレ、そして最近では高校選手権で優勝した静岡学園を思い浮かべる人もいると思います。彼らがするサッカーは個人のパスやドリブルの巧さでボールを運んで相手を崩していく、静岡の人が求める静岡サッカーに近いと思われます(あくまでイメージ)。
まあこれはこれで個人的には好きなんですが、エスパルスが目指すのはこれとは違った形になります。短くまとめると
になります。
フロンターレや静学のように狭いところをボールを扱う技術で突破していくのではなく、味方がポジションを移動することによって相手を動かしてプレーするスペースを作り出していきます。
一番簡単で分かり易い例が昨シーズン日本平での試合で仲川選手が決めたマリノスの2点目ですが
このシーンではマルコス・ジュニオールがボールを持った時にCFのエジガルが降りてきて、それにDFがついていった事によりスペースができます。そこにWGの仲川が入ってきてパスを受けます。
図にするとこうなります
これは直接シュートに至るシーンですが、自陣からボールを運ぶ際もこの「人が動いて相手を動かす」が基本となります(動かないで相手を引き付ける役もいます)。
ですので今シーズン試合を観る側も、ボールを持っている選手だけに注目するのではなく、それ以外の選手がどのような動きをしているか、少し視野を広くすると試合が面白く観れるんじゃないでしょうか。
(ちなみにこのハイライトのマリノスの1点目も今シーズンのエスパルスが目指す形が分かり易く表れているので、こちらの見直しておくと良いと思います)
少し長くなったので今回はこの辺にして次回は攻撃の形についてもう少し詳しく見ていく事にしたいと思います、ではまた。
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