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アイドル楽曲大賞2024 その2

インディーズ&地方アイドル楽曲部門

普段行っている現場はここが主戦場ということもあり、多数の良曲に巡り合うため、その後の選出に悩むことになる。年々、候補曲も増える傾向があって、今年は特にたいへんだった……( ̄▽ ̄;)
悩みを減らす手段として、「アルバム部門で選出した場合、楽曲部門では選出しない」というマイルールを適用しています。

1位 『壊せ』/ タイトル未定
もしアルバムが出ていたら選出候補に入っていたはずだが、2024年はシングルリリースのみだったタイトル未定。たぶん『群青』が一番の票を集めるだろうとは予想していたのだが、個人的に推したいのはこの曲。
序盤の鍵盤の独特のタッチと「壊せ」というフレーズが印象的。
サビに向かって走る力強いリズムと、それに負けない4人の歌声が光る。
大サビの ♫光を手にして♪ が出色!

実は『春霞』とどっちにしようか最後まで迷いました……。『春霞』はむしろ(卒業した)空ちゃんが強く想起されてしまうので、今回は敢えて見送りました。

2位 『SHUTDOWN→REBOOT』/ SANDAL TELEPHONE
何と言ってもサビの ♫エンドレスループから シャットダウン→リブートしたい♪ のフレーズの強さに尽きるだろう。
メロディアスかつダンサブルなダルフォンの代表曲と言ってもいいのではないだろうか。

4月30日でグループの活動に終止符が打たれることが、昨年末に報告された。この曲以外にも多くの良曲があっただけに惜しい。

3位 『ねおちしていたら108年経ってましたワzzZ』/ ねおち
タイトルのインパクトもすごいけど、いやもう、アイドルがこんな曲を歌ってるって他にないでしょう?(笑)
多重する歌声で殴ってくるかのようなサビに打ちのめされてしまう。

2024年秋冬にメンバー2名が卒業したこともあって、グループの先行きは不透明だが、残っているメンバー個々の力は確実に上がっているように見受けられるので期待感は続いている。

4位 『ワンダーランドを夢見てる』/ トナリア
トナリアも独特の世界観を持ったグループで、アルバム『Historia Ⅰ:Origins』は名作だと思う。アルバム部門に入れられなかったのが痛恨。
というわけで、楽曲部門に1曲滑り込ませることにした。この曲、恐らくアルバムの中でも地味な方だと思うのだが、シティポップ調がやたら心地良くお気に入りの曲なので。

と投票時のコメントに書いたのだが、ふたを開けてみると、トナリアの曲で最も票を集めたのはこの曲だったというわけで(笑)。
なんだ!けっこう好きな人いたんだね!?って嬉しい気持ちになったのだった。

5位 『2Time Klaxon』/ 原宿眠眠
ちょっと懐かしい雰囲気も漂う一曲。こういうシティポップ感のある曲にどうしても惹かれてしまうよね~。
軽やかにかつしっとりと歌うminminさんのボーカルも心地良い。

作詞:SAWA / 作曲・編曲:宮野弦士 でした!

惜しくも選外となった曲

次点① 『波音チューニング(Time Machine Mix)』/ エレクトリックリボン
昨年の和田輪さんの加入はビックリでしたね。以前の音源をリニューアルする企画「Time Machine Series」今後も楽しみです。
次点② 『Let me』/ demipogune
絶妙な微熱感っていうんですかね~。なんか中毒性があるdemipoguneです。いぬがみぽちさんの脱退が惜しかった。
次点③ 『てんとせんと』/ さくまる。
さくまる。ちゃん、ロコドルでソロの新星キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!っていう衝撃がありました。この曲、天浜線(天竜浜名湖鉄道)が取り上げられてるってことだけで意義があります!
次点④ 『GHOST BEAT』/ ItoU $CREAMing!!
デュオ好きなのでアユスクは(ホントは)外せないとこなんだけどな……(^_^;)
この曲はブレイク(?)が効いてるのと、サビの中にもうひとサビあるみたいなつくりがお気に入りです。
次点⑤ 『遊色効果』/ ponderosa may bloom
これ、ノミネート期限ギリギリのリリースだったこともあって、そもそもノミネートされてないんだけど!日常のスケッチみたいな詞が絶妙に曲と合ってんのがいい。落ちサビとか含めグッとくるポイント多数。
次点⑥ 『UNIVERSE』/ スパンコールグッドタイムズ
Good Musicを振りまいてるスパンコールグッドタイムズはどの曲にするかで迷う。やはりサビの ♬ゆにばーす♪ のパンチ力でこれ。
次点⑦ 『ドレナージ』/ シンダーエラ
シンダーエラはこういうアプローチのグループがほぼ皆無だと思うので、もっと注目されていい。この曲はキャッチ―なサビが印象的。一回聴くと忘れらんないよね~。
次点⑧ 『SUPER IDOL SONG』/ WT☆Egret
ド真ん中ストレートみたいな曲。しかしながら、相変わらず巧い!素晴らしいボーカルです。ただのストレートじゃなくてスピンめっちゃかかってるみたいな(例えが野球ですまん)。
次点⑨ 『Cloudy Wonderland』/ jubilee jubilee
解散が昨春だったの遠い昔に感じるな……。鮮烈な印象と共に儚く去って行ってしまった。こちらは作曲が蓮尾理之。蓮尾メロディーファンには外せない一曲。
次点⑩ 『好きです かわさき 思い出の街』/ 東京妄想地図
もまっぷ(略称)は街がコンセプトのアイドルで、ある意味「東京」(近辺)のロコドルと言ってもいいのかもしれない。当方、かつて川崎市近辺に住んでいたので歌詞聴きながらニヤニヤしちゃう。他にも切り口が斬新な曲が多数。しかも曲もけっこう凝ってるのだ。気になった方はぜひ一聴を!

次点が多すぎるんだよ?……(^_^;)
というわけで、一番のヤマだったインディーズ楽曲についてはこんなところで!
次回は、残った「アルバム部門」と「推し箱部門」です。

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