モーリス産駒傾向
去年デビューのモーリス産駒だが、みんなが思っていたより成績が良くない。
というのも、モーリス産駒の本質は「古馬になってからの成長力」にあるので、期待できるのは来年以降。
父がRoberto系に日本競馬に最も適応のあるサンデーサイレンスを牝系から取り入れたスクリーンヒーローで本質的にはパワーのいる馬場向き、モーリスの母系にはメジロを持っているので芝のスピードがそこで補われていると考える。
比較的日本の主流の芝にも対応できるような血統背景である。単にロベルトだけでは片付けるのはもったいない。
モーリス産駒の特徴
・パワーのいる馬場(芝ダート)
・牝系の影響を受けやすい
・古馬になってからの期待度
この3つが鍵になってくる。
まずRoberto系なのでタフな馬場には強いし、距離的にもスプリントよりマイルより。
実際の活躍馬の配合
インフィナイトは母父がアグネスデジタルなので、馬場不問のマイラーといったとこだろうか。
ピクシーナイトは母父がキングヘイローになった事で、よりスピードの持続力が強化されたスプリンターで、高速馬場も合うタイプ。
おそらく、スプリンターズSか高松宮記念は取れる馬だと思う。
ルペルカーリアは母がシーザリオでシーザリオの影響をもろに受けた、主流向きのモーリス産駒。
ルークズネストは母が短距離系の馬で、母父がディープインパクトなので、主流馬場の短距離が合うはず。