見出し画像

稽留流産した話(前編)

8週目で流産して、そうは手術をした話の妊娠発覚~手術決断までをまとめました。

2020年9月。結婚してから丸1年。ゆる妊活をし初めての妊娠からの早期流産(稽留流産)した話をまとめます。流産後に色んな人の体験談を見て気持ちを落ち着かせることができたので、記録がてら誰かの役に立てたらと思い記載します。

※この記事はあくまで私個人の体験談で、全ての人に当てはまるわけではないです。また、今妊娠中の方を不安させる目的はありません。

○流産がわかるまで

生理予定日頃に市販の検査薬をフライングで使用し、陽性。季節は夏。さらに外仕事もある中、基礎体温が爆上がりで、早めに婦人科を受診。4週3日目頃だったと思う。その日は無事胎嚢が見え、2週間後くらいに再受診をするように指示があった。待ちに待った妊娠。夫がとても喜んでくれていたことをうれしく感じていた。

それから2週間後の受診。胎嚢は大きくなっているものの心拍が聞こえない。(卵黄嚢についても何か言われたがショックであまり記憶にない)さらに1週間後の再受診となるが、結局、稽留流産の診断が下された。

実はこの2回目の受診までの間に気になることが2つあった。1つは体感の体温の変化。もう1つは便秘で気を失いそうになるくらいの腹痛があったことだ。以下、その詳細を書くが、前述した通り、あくまで私個人の体験談である上に、2点とも季節や元々の体質もあり、流産の兆候と決定づけられる事実はないので、その点留意頂きたい。不安になる方は二重線箇所を飛ばしてください。

===========

体温に関して、基礎体温はそうは手術終了後数日くらいまで高く、大きな変化はなかった。しかし、おおよそ6週目にさしかかったあたりで日中のほてりが和らいだ瞬間があった。前述した通り、基礎体温の上昇により妊娠発覚時から日中は常に首回りを冷やしながら仕事をしていた。冷やさないとぼーっとして仕事にならなかったが、それが冷やさなくても良いくらいになった。少し不安になったが、外気温も下がったタイミングでもあったのでそのせいだと思っていた。この件に関して、基礎体温は高値であったことと事実として外気温も下がっていたので、あくまで感覚的なものである。

便秘に関しては元々便秘がちであったが、妊娠発覚後はさらに悪化した。こちらもおおよそ6週目にさしかったくらいだっと思う。夜中腹痛で目が覚めた。便秘だったので、排便かと思ったがいきむと痛い。でも出ない。体を動かすと痛い。冷汗が尋常じゃない。一瞬倒れそうになるくらいの痛みがあった。その後どうにか排便はあり、出血はなかった。一応病院にTELするも、出血はないことから受診が早まることはなかった。この件に関しても、流産に関係があるかはわからない。というのも、そうは手術後、胃腸内科に行って腹部のレントゲンを撮ったら、ドクターが半笑いになるくらいの便秘だったからだ。(整腸剤と酸化マグネシウム錠で治った)

===========




○手術の決断

稽留流産を伝えられた時に2つの選択肢があった。自然流産を待つか、そうは手術をするかだ。この頃、8週目前後。どちらもメリット、デメリットがあるが、私は手術を選んだ。仕事をしていたこともあるし、いつか大量出血が来て、流産の事実を突きつけられるのが怖かったからだ。約1週間後の手術で予約した。手術までの1週間、相変わらず基礎体温は高く、出血はなかった。それなのにこの胎の命が既に失われている事実に打ちのめされた。結局、しんどい思いはしたので、精神衛生上どちらが良かったかはわからない。


後編に「手術の流れ」と「術後の体調」を記載します。

いいなと思ったら応援しよう!