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自家製みそを待ちながら
先日味噌を自作した。きっかけとしてはおっさんfmというポッドキャストで自家製みそを作ってみたらあまりに美味しくて家族で奪い合いになって1年かけて作った自家製みそがすぐになくなったというエピソードが面白おかしく紹介されていたからだ。そんなに美味しいならぜひじぶんも一度食べてみたいと思ったのである。
発酵食品なので実際に食べられるのは1年後である。そのため、せっかく作るとなると多めに作っておこうと思い、エイヤッと 6L 作ることにした。材料は以下である。
材料
・大豆1kg
・麹2kg
・塩600g
道具
・保存用みそ容器
・圧力鍋
・ミンサー
・サランラップ
・重し用に砂糖1kg
・45Lゴミ袋(材料捏ね用)
大豆と麹の割合が1:1 というレシピもあったが、今回は高級味噌と同じ大豆と麹の割合が1:2というレシピで作ってみることにした。食べられるのは1年後なので下手に材料をケチって後で後悔してはもったいない。
作り方は基本的に YouTube の動画を参考に作った。ニッチなジャンルだと思っていたが、動画を探してみると味噌作り体験セミナーみたいな動画などがいくつも引っかかり参考になった。
一応今回じぶんが実際に作った手順を示しておく。
手順
1. 大豆1kg を水に漬け24時間放置する
2. 大豆を圧力鍋に入れて圧を20分かけてそのまま火を消して圧が抜けるのを待つ。大豆の煮汁800gくらいとっておく。
3. 大豆が冷めるのを待っている間に麹2kgと塩600gを混ぜておく(塩麹)
4. 大豆が常温くらいに冷めたらミンサーで大豆をすり潰す
5. 45Lゴミ袋の中にすり潰した大豆1kgと塩麹2.6kgと大豆の煮汁800gを入れてよく混ぜて耳たぶになるくらいまで捏ねる(意外と体力が必要)。ある程度まざったらゴミ袋のクチを閉じて足で踏むなどしてもOK。
6. 保存用みそ容器に空気が入らないように5.で混ぜたものを上から入れて拳で底に向かって押し付けながら入れていく。およそ容器の8割くらいで全て収まる。
7. 空気と触れないように保存用容器のサランラップで上から 6. の味噌に隙間なく蓋する。サランラップの上に重し代わりに砂糖1kgを乗せて蓋をし、風通しの良い冷暗所に保存し、あとは1年待てば完成(予定)
味噌できた…(汗だく) pic.twitter.com/FADOvr6W4H
— あらB🌔 (@ark_B) September 1, 2021
あとは1年待つだけである。以前に梅酒作りの記事でも書いたように「待ってるだけで勝ち確になる時間」を過ごしていく。ゆっくりと(9分55秒)。
料理でも家事でもテキパキ手を動かして働いている仕込みの時間よりは、パンの発酵であったり、魚の煮つけの味が染みるまでの待ち時間みたいな 何もせずとも勝手にものごとが進んでいき最終的に美味しいものにありつけるまでの待ち時間(待ってるだけで勝ち確になる時間) が好きなのである。