
M5Stack CoreInk でお天気表示ツールを自作してみた
最近天気予報を見ずに外へ出てずぶ濡れになって帰ってくる事態がちょいちょい発生したので、玄関で天気をこまめに確認できるお天気表示ツールが欲しくなった。
じぶんがお天気表示ツールに期待したいことは①バッテリーの保ちが良い②精度が良いという2点である。
①バッテリーの保ちについては去年購入して放置していた M5Stack CoreInk を使えば良さそうである。
②精度については、気象庁の予報結果が表示されていればおよそ間違いはなさそうである。また、気象庁公式 API なる便利なサービスも2021年から始まっていたらしい(開発者的には神サービス👏)。
お天気表示ツールをググってみると先人がいるようでその方の github のリポジトリのソースコードを使えばすぐ自作できそうということがわかった。
電子ペーパーで今日の天気を表示するやつを作ってみました。
— wararyo (@wararyo) November 15, 2020
M5Stack CoreInk使用https://t.co/qoe3pgYaLe pic.twitter.com/BlLFTzZCT3
で、早速作ってみた。
e-ink に今日の天気を表示させるやつ一応動いた〜(←曇り 所により 雨, 最高/最低気温 24/19℃, 最高/最低降水確率 30/20% と読むらしく、→天気予報アプリとまぁまぁ近い表示)https://t.co/3uxbcIg8Xg pic.twitter.com/KiPdoUKUEF
— あらB🌘 (@ark_B) September 25, 2021
おおよそ良さそうだったが、1週間程度運用した結果、今日1点不満が見つかったので次のようなカスタマイズ(コード修正)を加えた。
今日は晴れか…(というか中のif文が一部気に食わなかったので晴れになるように書き換えた。ちなみに気象庁APIの文言は「晴れ 朝晩 くもり 所により 夜 雨」というものでたぶん「大体晴れ」予報なのだが、元のif文だと「曇り時々雨」でちゃんと文意を汲み取れてなかった様子 pic.twitter.com/VQ3NibsDcG
— あらB🌘 (@ark_B) October 1, 2021
ざっくり言うと、元のコードでは「雨をやたら重点的に検知しようとしていた」のだ。雨が降っているかどうか知りたいという開発者の気持ちは透けて見える話ではある。
しかし、さすがに「おおよそ晴れ」のときは「晴れ☀」が表示されて欲しいので、元のコードに手を加えてみた。詳細は下記 GitHub リポジトリにて確認できる。
もちろんこれで終わりでなく違和感を感じたらまたカスタマイズが必要となるだろうが、ひとまずこれで運用してみようかと。
もし M5Stack CoreInk に興味持った方いれば、買って遊んでみてはいかがだろうか(16分8秒)。