
【900点のウラ技を公開】TOEIC小技テクニックまとめ8選!
みなさんこんにちは、Arkaiveです。
今回は、
TOEICに裏ワザはあるの?
TOEIC高得点者のテクニックを知りたい。
といった悩みをお持ちの方にお答えしていきます。
この記事を書いている私は、2カ月半の勉強で645点から900点まで点数を伸ばしました。最短で点数を上げたい方は必見です。
✔この記事から得られること
TOEICにおけるテクニックの重要性が分かる。
読むだけで点数を30~80点上げられる。
高得点差の裏ワザを知ることができる。
今回は誰でもマネができるテクニックばかりを集めましたので是非最後までご覧ください。
本編入る前にいつものコピペです。
この記事も有料設定していますが、全文無料で読むことができます。もし「有益だった!」と思っていただけた場合は、私の大好物であるカントリーマアムを調達するための費用としてカンパいただけると大変うれしいです。
全体を通して使えるウラ技
まずリスニング、リーディングのどちらにおいても使えるウラ技テクニックを紹介します。
縦1本線でマークする。
これは知らない方が多いのではないでしょうか。TOEICはマークシート式ですが、縦に1本線を引くだけで機械に反応するということが知られています。時間との勝負であるTOEICにおいてこれを知っている人とそうでない人では大きな差がつきます。
私は下のマークシート用シャープペンシルを使い、本番は1本線でマークしましたがしっかりと反応してくれました。太目の鉛筆を用意するのがめんどくさい方におすすめです。
また、以下の3通りの方法でマークシート100問(リーディングのみ)塗るのにかかる時間を測定しところ、下のようになりました。

塗り方を変えるだけで解ける問題の数が2~5問変わってくることが分かります。
また、このテクニックはリスニング中にも強い効果を発揮します。リスニングで高得点を取るには「先読み」が必須になってきますが、先読みをするには解答をマークする時間を可能な限り短くする必要があります。「全部しっかり塗りつぶしている人」と「そうでない人」では先程の表で見たような明らかな差が生まれますので、先読みの質も変わってきます。
これは今すぐ取り入れられるテクニックなので大変おすすめです。
リスニング編のウラ技
Part1:写真にない名詞が聞こえたら不正解
Part1は写真描写問題です。ここでのテクニックは、
「写真に写っていない名詞が聞こえたらその選択肢は即消す」
です。選択肢の中に写真とは関係のない名詞が含まれていた場合、その選択肢はひっかけの誤答である可能性が極めて高いです。よって、写真に写っていない単語が聞こえたらその場で即除外しておきましょう。
上記のサイトを用いて例を示します。

こちらの写真の答えは、
(c) They’re sitting at a table.
です。仮に選択肢(A)に、laptop(折り畳み式のパソコン)という単語が含まれていたら、その瞬間に選択肢(A)は間違いです。
このテクニックは選択肢すべてが聞き取れなくても通用するテクニックですので覚えておくと良いでしょう。
Part2:設問中に読まれた単語が聞こえたら不正解
Part2は応答問題です。最初の疑問視を聞き逃さないのが重要なのは皆さんご存じでしょうか。冒頭が疑問詞から始まる文がほとんどを占めるパート2では、最初の疑問視を聞き取れないと高確率で間違えてしまいます。
ただ、今回はもう一歩踏み込んだテクニックを紹介します。そのテクニックは、
「設問中に読まれた単語が含まれる選択肢は即消す」
です。TOEICは「単語の言い換え」が頻発するテストですが、このPart2はとくにその傾向が強いです。つまり、問題文で読まれた単語が選択肢にそのまま出てくることはほとんどありません。少しわかりにくいかもしれませんのでこちらも例を挙げて解説します。
No.7をお聞きください。(以下から音声ダウンロードも可能です)
質問文:Where’s the new fax machine?
Next to the water fountain.
I’ll send the fax tomorrow.
By Wednesday.
答えは(A)ですね。ここでは選択肢(B)に注目します。”fax”という単語が読まれますが、これは質問文中に含まれる”fax machine”に寄せられたひっかけの選択肢です。
この瞬間(B)は削除できるので(A)と(C)の2択に持ち込むことができます。非常に強力なテクニックなのでぜひ取り入れていきましょう。
Part3:先読みのテクニック
Part3は会話形式問題です。3問セットの問題が13セットで合計39問ですね。
残念ながらPart3には先ほど紹介したPart1、2のような強力なテクニックは存在しません。
しかし、問題の先読みをすることですべての問題の正答率を格段にあげることができます。若干レベルの高い方向けの話になりますので、まだリスニング力に自信のない方(具体的にはTOEICリスニングの点数が300点以下の方)
は読み飛ばして頂いてもかまいません。
先読みの手順を説明していきます。
Part2が終わった瞬間Part3の最初の問題(No.32~34)の設問および選択肢の先読みを始める。
余裕があれば次の問題の先読みもしておく。
問題が読まれ始めたら、マークシートに手を移し、解答が分かった瞬間にマークしていく。(最初に説明したように縦1本線でマークし時間を短縮!)
問題のマーク中は頭の中で音声をシャドーイングし、聞き逃しを防ぐ。
3つ解き終わったらすぐ次の問題の先読みを始める。
先読みで重要なポイントは、最初の問題の先読みをしっかりすることです。問題番号ではNo.32、 35、 38、 …ですね。
最初の問題はその会話の情景、状況を問う設問です。ここを落とすとその後の2問も間違えてしまう可能性が高くなります。よって、最初の設問とその選択肢をしっかり読むことを意識してください。
1~5の流れを身に着けるには模試での練習が必須になります。模試については以下の記事で詳しく書いていますのでよろしければご覧ください。
先読みについてより詳しく知りたい方はこちら。
Part4:本文中に登場した単語を含む選択肢が正解
Part4はナレーション問題です。このパートはPart3とまったく同様の先読みのテクニックが使えます。合わせて模試で練習しておきましょう。
また、他に次のようなテクニックもあります。
「本文中に登場した単語を含む選択肢を選ぶ。」
「え。Part2のときの話と違うやん。」と思われるかもしれません。
そうです。Part2では単語の言い換えによるひっかけ問題が数多く出題されますが、Part3、4では本文中に読まれる語彙が、答えの選択肢の語彙に含まれることが多いです。
特にPart4においてその傾向が強いです。TOEIC公式問題集7では、TEST1、2合わせて、60問中44問が、本文中に登場した単語が正解の選択肢にそのまま含まれている問題にあたりました。7割以上です。
ただし、このテクニックは先読みができることを前提としたものです。先読みをして選択肢にどういった語彙が含まれているかを一度インプットしておくことで、その単語が読まれたときに即座に対応できるためです。
そのため、まずは先読みのリズムを身に着けつけられるように練習していきましょう。
それではリーディングについても見ていきましょう。
リーディング編のウラ技
Part5:5秒で解ける問題とは
Part5は短文穴埋め問題です。Part5はいかに早く解けるかが重要です。600点以上を目指している人は10分以内に解き終わるのが必須です。時間配分について知りたい方はこちらの記事をどうぞ。
その後のリーディングに使える時間(特にPart7)をできる限り多くとれるようにPart5はしっかりと対策をしておく必要があります。
前提として、Part5は以下の2つの「型」の問題から成ります。
文法型(文法知識が必要とされる問題)
文脈型(文脈から正解を導く問題)
文脈型のほとんどの問題は全文読まないと解けません。そのため、小手先のテクニックは通用しません。
そこで、文法型の問題をいかに早く解くかということに意識を切り替えます。目標は5秒で解くことです。ここで使うテクニックは、
「品詞・代名詞の格・関係詞問題は空欄前後だけを見て判断する。」
です。テクニックとは言いましたが、文法が苦手な人にとっては少し勉強が必要なところかもしれません。
特に代名詞の格、関係詞については説明すると長くなるので、最も簡単な品詞問題について解説します。代名詞や関係詞についても詳しく知りたい方は以下の参考書がおすすめです。
品詞問題は他のパートでも問われることが多いので、ここで勉強しておくと良いでしょう。
品詞問題とは以下の動画(1問目2問目ともに)のような型の問題です。
英語は語尾(接尾辞)によって品詞が分かりますが、それを利用したのがこの品詞問題です。
動画にもあるように、品詞問題は空欄前後だけで判断できます。このタイプの問題は頻出するので、品詞がすぐに見分けれるように勉強をしておくことを強くおすすめします。品詞については上の動画で詳しく説明されているのでそちらをご覧ください。
Part5は時間を割いて勉強する価値が最も高いパートです。
短い時間で解けるように、長い時間をかけて勉強しましょう。
より詳しく勉強したい方はこちらも合わせてご覧ください。
Part6:独立型は5秒で解ける
Part6は長文穴埋め問題です。このパートは独立型と文脈型に分かれますが、文脈型の問題が約75%を占めます。
独立型というのは、その空欄を含む一文を読めば解ける問題です。こちらは対策がしやすいですが、全体の25%しかないため、残念ながらテクニックが通用しにくいパートです。
25%の独立型の問題を早く解くには、先ほどのPart5の品詞問題の解き方を参考にしてください。というのも、Part6での独立型問題のほとんどがこの品詞問題だからです。品詞問題は5秒で解くことを目標にしましょう。
Part5とPart6は問題内容が共通しているので、Part5で勉強した内容がそのままPart6に生かされることがよくあります。その意味でもPart5の勉強に時間を割くことは大事だと言えます。
Part6の勉強は優先順位低めです。
Part5&6の対策におすすめの問題集は以下で紹介しています。
Part7:設問を先に読む・タイトルに注目する
Part7は長文読解問題です。大きく分けて3つのパート、シングルパッセージ、ダブルパッセージ、トリプルパッセージから成ります。
シングルパッセージ:No.147~No.175 計29問(10セット)
ダブルパッセージ:No.176~No.190 計15問(3セット)
トリプルパッセージ:No.191~No.200 計10問(2セット)
今回はどのパートにも共通して使えるテクニックを紹介します。
設問から先に読む
これは実践されている方が比較的多いかもしれませんが、大変有用なテクニックです。先に設問を読むことで、読み直しを防ぐとともにストーリーの展開が予想しやすくなります。
ここで一つポイントがあります。全部の設問に目を通す必要はないということです。基本的に1問目(もしくは2問目も)を頭に入れてから本文を読んでいくようにしましょう。
理由は以下の2つです。
3つ以上の設問を覚えておくのは負担が大きい。
1セットにつき5つの設問があるダブルパッセージやトリプルパッセージでは、最初のパッセージだけを読んで解ける問題は1~2問目のみ。
1は単純に設問を忘れてしまうことを防ぐということですね。
2は、2つ目のパッセージをよんでようやく3問目以降が解けるので、最初に3問目以降の設問を読んでおく必要はないということです。
2問目が解き終わったら、3問目以降の設問に目を通し、2つ目のパッセージを読みに行きましょう。
ダブルパッセージのサンプル問題を例に理想的な視線の動きを下図に示しました。

全てのダブルパッセージがこの構造になっているわけではないですが、1~2問目が一つ目のパッセージを見れば解ける問題。3~5問目が複数のパッセージを見ないと解けない問題。となっていることが多いです。これはトリプルパッセージになっても基本的に同じです。
このことを知っているだけでも有利に進められます。例えば、最後の2問は解くのに時間を要することが想定されるため、飛ばして次に進む。時間が余れば戻って解く。といった戦法をとることもできます。
解き方は人それぞれなので、模試を解いていく中で自分のやりやすい解き方を身に着けていっていただければと思います。
記事のタイトルやメールの宛名・差出人などを必ず読む
これは意識されている方は少ないのではないでしょうか。設問とあわせてタイトルも読むことでストーリーをある程度正確に予想でき、文章が読みやすくなります。
例えば先ほどのサンプル問題の例では、記事のタイトルが
Enhance Your Company’s Image With a Professionally Recorded Telephone Greeting
(電話での挨拶を専門的に録音することで、企業のイメージアップを図りましょう。)
なので、プロによる電話での録音挨拶を提供している会社の広告であることが分かります。これを知らずに本文を読む人とそうでない人では理解力にかなりの差がつくことは明らかでしょう。
他にも、メールの差出人は誰なのか、誰にあてたメールなのか、などを最初に頭に入れておくことで、ストーリーを誤解することなく読み進めることができるでしょう。
・設問から先に読む!
・記事のタイトル、メールの宛名・差出人などを読む!
以上2点を徹底してください。
こちらも合わせてご覧ください。
TOEICウラ技・テクニックまとめ
いかがだったでしょうか。TOEICはこういったテクニックを習得するだけで点数が大幅にアップするテストです。
常にこれらのテクニックを意識して勉強していくことで、本番でもこういったテクニックを最大限に生かし、点数を最大化できます。
それでは引き続きTOEICの勉強を頑張っていきましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました。
ここから先は
¥ 500

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?